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5月29日「いざ、文学フリマ」

今日は文学フリマ東京へ行った。初参加だ。

一般参加者(買い手)の入場自体は12時から始まっていたのだが、わたしが到着したのは16時15分ごろ。イベントは17時までなので、かなり余裕がない中で本を探し求めることになってしまった。

慌てて入場口で検温を済ませると、一般参加者の証明となるシールを貼るよう指示された。
このシールには入場時間が書かれているので、「わたしはゴロゴロしていて遅刻した愚か者でごぜぇます!」と喧伝しているようで少し気恥ずかしかった(うそ。ぜんぜん恥ずかしくなかった。ホントのことなので)。

中へ入ると、めちゃくちゃたくさんの人間と本が所狭しと並んでおり、大盛況といった様子だった。
アナウンスによると5000人以上の参加があったらしい。5000人て。桶狭間の戦いかい。

わたしはこういった同人即売会みたいなイベントに参加するのは初めてだったので、まったく場の作法を掴めないまま右往左往していた。
周りの参加者たちを見て学ぼうとしたが、あと30分程度で閉場になるので、大体の人は買い物を済ませてサークルの人と雑談をしていた。
人々がワイワイ談笑しているのを見て「えっ? この会場にいる人達って、わたし以外みんな友達同士なんですか!? もしかしてハメられた!?」とパニックになったわたしは、完全に目的もなくウロウロするだけの歩行人形になってしまった。無限歩行編。

とはいえ何も買わずに帰ったら、モノレールに乗ってX軸を行き来しただけの人になってしまう。
残り20分。
どうやら見本誌という概念があることはウロウロ期間に学習した。だったら、見本を見せてもらって気に入ったものがあったら購入すればいい。

――待てよ? 見本だけ見て買わないのってアリなのか? 「見本を手に取ったら買うべし」というルールがあったらヤバいぞ。無法者として会場内を引きずり回された挙げ句、モーニングスターでブン殴られるかも。

ビクビクしながらブースへ向かったのだが、どの売り手さんも優しかった。
初めて文学フリマに参加したと伝えたら、会場はジャンルごとに分かれていることも教えてもらった。
そういえば、なんか入場したときにそんな感じのことが書いてあるカタログをもらった気がする。
なるほど。みんなカタログを見ながら動いてるからお目当てのブースへすぐにたどり着けるのか。
盲点だったな……。
後で調べたら、無料のWEBカタログというものもあるらしい。ブースや本の簡単な紹介も載っていた。事前にこれ見とけばよかった。
くそ〜。

しかし20分間で中々の量の本を買えた。

ソファの毛玉がすごいので写真の切り抜きをした。

どれも面白そうなので満足だ。
小説1 エッセイ2 評論・研究3でバランスもいい。
まだ1冊も読めていないが、読み次第この日記に感想を書いていこうと思う。

この日記にはもっと創作物の感想を書くべきかもしれない。
『シン・ウルトラマン』の感想とかも書こうかな。

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