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木漏れ日を香りで表現したら…。~フエギア1833 コモレビ~
みなさんこんにちは。aosagiです。
久しぶりの更新です。
今回は、フエギア1833のコモレビを嗅いだ感想を書いていきたい。
このブランドの香水を身につけたり、使うのも初めてです。まだまだ香水のブランド、調香師のことなど勉強中ですので拙いところがありますが温かい目で見ていただけたら嬉しいです。
「木漏れ日」という言葉は、日本語でしかない言葉だそうです。
私は、ずっとこの言葉は外国語にあるものだと思っていた。今回の経験を機にインターネットで調べた。日本の気候や風土にあった言葉だと感じた。勉強になった。
フエギアとはどんなブランドなのかを簡単に説明します。
アルゼンチンのブエノス・アイレスで生まれました。創業者で調香師、アーティストなどさまざまな肩書きをもつジュリアン・べデル氏が設立したもの。
フレグランスの調香を手掛けながら自社農園での研究から包装、店づくりまでを行っている。クリエーション全てに責任をもって香り作りをしている。これが彼の凄いところだ。
日本人が持つ光のコンセプト
透き通る木漏れ日を突然遮るのはアンバーの風
湿気を帯びた空気に桜の香りが広がる。
コモレビで使われてる香料は、ムスク、アンバー、チェリーブロッサム(桜の花)の3種類。(実際にはたくさんの香料が使われてると思うが…。)
メインとなるもののみ公表している。
ただし、先程挙げた3つの香料が必ず入っているとは限らない。これが一番魅力的であるところだ。
フエギア公式が出しているコモレビの香りの図。
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感想
ひとことでいうと、春の暖かい日の光を感じる桜並木のイメージである。
彼が日本に来た際、ある場所で見た桜並木からこぼれる柔らかな光と映し出される影の美しさに惹かれたのがきっかけ。
木漏れ日を香水で表現するのは簡単なことではないのに、彼なりに咀嚼して一つの香りにまとめあげた。素晴らしい。「日本をテーマにした香りをつくってくれてありがとう」と一言お礼が言いたくなってきた。
桜の甘く、暖かみのある香りが一番最初にくる。
これが長い冬が終わりだんだんと暖かくなってきて桜をはじめ植物たちが活動を始める。
それから、ムスクとアンバーの温かみのある香りが太陽の光に照らされて咲く植物と植物が映し出す淡い影の様子が表現されている。
時間が経つにつれて桜からアンバーの香りに主役が移る。ゆったりとした香りの変化で木漏れ日のもつ柔らかな影と光の関係性をうまく描けている。
まとめると、この香水であらためて「木漏れ日」は日本語にしかないものだと知った。春だけでなく、一年中使える言葉であるのも初めて知った。
香水で感動したのははじめてです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Aosagi
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