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絵のない俳画「朝顔」俳句+

朝顔を横目に道を急ぎけり

 朝、通り道に朝顔を綺麗に咲かせてる家の前を通る。
 今朝はこの夏一番にたくさん咲いていた。ゆっくりひとつひとつながめたいけど時間がない。

 帰り道、当然朝顔の花はしおれている。
 白い花は赤茶色く。濃紺の花はしらけた青に。
 それでも精一杯咲いた証の花殻が誇らしげに数を競っている。

朝顔や萎えた花びら愛でてみる

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