見出し画像

貨幣の幻想で生きる人々


お金とは神様と同じであり、宗教である。

私たちは皆、貨幣経済という奇妙な宗教の国に生まれた。

だから、私たちがこの国で生きていくためには、

好む好まざるに関わらず、この奇妙な宗教の信者に

なるほかない。

幻想が剥がれてしまえば、1万円札もタダの紙くずと

変わらないのに・・・・


今回は橘玲(たちばな あきら)さんの著書、「『得する生活』ーお金持ちになる人の考え方ー」という本を紹介します。

この本は、お金持ちになれる人の考え方を知ることによって、豊かになろうというコンセプトで書かれていますが、「こうやったらお金が儲かる」という浅い話ではなく、そもそも貨幣とは何なのか?というところから始まっている、新しい知識を得ることができた1冊でした。


貨幣経済という奇妙な宗教の国

ここから先は

4,519字 / 8画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?