日本の食料自給率

 いよいよ今日から本格的に投稿を始めていく。
 今回着目するテーマは「農業」である。このテーマにした理由は本日の授業で丁度このテーマについての授業があり、その中で自分が驚いたり、初めて知ったりする事があったからだ。



  現在の日本の食料自給率というのは2020年時点で約38%ほどであり、このことに関しては知っている方も多いかもしれない。1960年の自給率は91%であったことから、60年で半分以上も自給率が下がってしまう事は驚きである。
 
 この自給率の統計は「カロリーベース」と呼ばれるものである。カロリーベースとは食料安全保障の観点から、最も基礎的な栄養価であるカロリーに着目したものだ。わかりやすく言えば、一人が1日に生きるのに必要なカロリーと比較したものである。これが必要なカロリーが100だとすると、日本は38しかないということだ。


 しかし面白いことに自給率のベースには、もう一つ重要な指標がありそれは「生産額ベース」の食料自給率だ。これは農産物の金額に着目をして、経済活動の中で動いた金額で国内生産の金額がどれくらいの割合なのかを比較するものである。
 この生産額ベースの自給率を調べると、日本は2019年時点で66%という数字を残している。

 カロリーベースの自給率と比べると数字にかなりの差がある事がわかる。ただ自分は今日の授業の中で、「生産額ベース」の食料自給率が存在する事を知らなかった。よくニュースで目にするのはカロリーベースの生産額であり、生産額ベースの自給率は殆ど目にする事はない。

  想像ではあるが、おそらくメディアで取り上げる時に、カロリーベースの自給率を提示する方が筆者の論点や意見を強める事ができるから取り上げているのではないか。

 食料自給率の問題を述べる前に、改めてこうして知識を増やす事が大事だと思った。


誤文駄文すいません。


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