ロサンゼルス生活125-126日目

日差しが強く、乾いていて、昼は暑く、夜は涼しい気候が続いている。この気候を求めて、ロサンゼルスへ移住してくる人もいるらしい。なるほど。わからなくもない。

サンタモニカカレッジのサマーセメスターが終了した。とても楽しい一カ月半であった。新しい出会いもあった。私の英語力も格段に進歩したのではないだろうか。また8月の下旬から通うのがとても楽しみである。

今週の土曜と日曜は近所で和風のお祭りがある。私は炭坑節をギターで弾き語りすることになっている。盆踊りの曲を弾き語りって、とも思うのだが、呼んで頂けるのだから、しっかりとステージをこなしてこよう。きっとなにか賑やかしが欲しいのだろう。

来週の月曜からは一週間ほどキャンプに行くことになっている。正確にはボランティアスタッフとしてキャンプに参加する。私の主な業務は調理。合間にはもちろんしっかりと遊んでこよう。

このところ音楽や調理で色々とお呼ばれすることが多い。ありがたいことである。そしてどちらも好きなことである。好きなことを人に認めてもらえるのは嬉しいこと。もっと色々なところからお呼ばれされるように技術を磨いておこう。

久し振りに映画を観た。『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて』。事実を基にした物語。舞台はイギリス南西部、コーンウォール。ポート・アイザックという港町。

その町のメイン産業は漁業。漁に出る男たちは伝統的な舟歌を歌う。漁師たちは船の上だけでなく、時にライブを開催したりもしている。偶然にもとある音楽プロデューサーにその才能を認められる漁師たち。その見極めは間違っておらず、チャートでも上位を獲得する。

なんといっても漁師たちの歌が素晴らしい。イギリス南部の伝統歌ではあるが、少しアイリッシュな雰囲気も漂う楽曲が多い。地続きだもんな。伝統を辿っていけば、同じようなところに行き着くのかもしれない。海も美しく、爽やかな気分になれる映画であった。

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