ロサンゼルス生活39日目

昨日もロサンゼルスは晴れていた。そういえば日本はゴールデンウィークの真っ最中だ。こちらには連休のようなものはあるのだろうか。サンクスギビングとかクリスマスとかの時は休みになるのか。

本当は今日は書きたくないのだが書こうと思う。何か書きたいことがあって書いているタイプのものではない。書くことを習慣付けるためにやっていることである。書くことで脳内のイメージを言語化する訓練のためにやっていることである。書く内容が大事な訳ではない。毎日やることが大切なのである。少なくともこれについては。サボれば私の脳みそなんてすぐに腐る。キーボードを打つスピードも鈍る。

自宅にいる時間が長くなっている。外界にあまり触れる機会のない生活が続くと、ここが一体どこなのだか分からなくなってくる。ロサンゼルスにいることを忘れる。ここは東京なのではないかと思ったりもする。日本の映画やTV番組などを視聴している時は特にである。

最近はよくギターを弾いている。周囲の方々から「ちょっと弾いてみてよ!」と言われるタイミングがありそうな気がしているからである。確かにある程度は弾けるのだが、そんなにうまいわけではない。せっかく弾いてみたのに、微妙な反応をされることが怖い。私は臆病な人間である。来るべき時に備え、少しでも上達しておこうと思う。

昨日も映画を観た。「ノーカントリー」。コーエン兄弟の代表作である。アカデミー賞作品賞の受賞作品。コーエン兄弟の作品を観るのは初めてであった。きっと映画が大好きな人たちなのだろう。タランティーノの作品もそうなのだが、私は映画ラブ感が溢れている映画を観ると、ちょっと引いてしまうところがある。いや私も映画は好きなのだが、映画ラブな人とは少し距離感が違う感じがする。ちなみに作品はハートフルなものではない。まったく真逆のタイプの作品である。主演の男の人が滅茶苦茶に怖い。アカデミー賞の主演男優賞を獲得したようである。

なんだか今日はテンションがローである。仕方がない。そういう日もある。人生に必ず訪れるそういう日。そういう日をどう乗り切るかが肝心である。

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