ロサンゼルス生活13日目

本日は晴天。It`s sunny day である。

朝からサンフェルナンドバレーのお寺に出掛けた。(迎えに来て頂いた。いつもありがとうございます。)もちろん私の用事ではない。妻の仕事に付き添ってだ。今日は明日のイベントに向けての準備があるらしい。その準備に私も参加して欲しいとのこと。もちろん参加しましょう。いくらでも何でもやりましょう。

お寺に到着すると庭に咲いている花を摘んだ。-このお寺の庭にはたくさんの草花が植えられている。加えて猫もたくさん出現する。いいお寺である- 摘んだ花やみなさんが買ってきた花を、本堂に設置されている網がかかった台のようなもののようなところに、どんどんと差し込んでいく。たくさんの人が集まり、準備は滞りなく終わった。かなりの量の花が差し込まれ、台はとても華やかになった。

ちゃんと確認していないので正確なことは分からないのだが、たしかお釈迦様の誕生日は4月8日であったと思う。その誕生日を祝うためのイベントが日曜日の7日に催されるのではないだろうか。おそらくそういうことなのではないだろうか。

16時頃。自宅に戻った。自転車で買い物に出かける。まずはラルフスへ。水とビールを買いに行く。水2ガロンとビール1ダースを購入。余裕で運べると思ったのだが、カゴのないマウンテンバイクのような自転車。いささか手こずった。コケそうになり、エコバックに入れていたビールを途中で落とした。街中でビールを拾い集めている変な日本人になってしまった。

一度自宅に戻ってから今度はニジヤへ。近所の日本食用のスーパーである。ここでは米2キロとレトルトのカレーを購入。米はカリフォルニア産のコシヒカリ。カレーはS&Bさんの商品。自宅に戻り早速米を研ぐ。頂いたライスクッカー(本当にありがとうございます)で炊飯をスタート。日本では土鍋で炊いていたが、いい炊飯器ならば全然おいしい。さすがは我が日本が誇るタイガー製品である。カリフォルニア米の味も悪くない。こちらの米でも自宅で食べる分には十分に事足りそうである。

夜は映画。「8マイル」。有名な映画。三度目ぐらいの視聴。実話をもとにした作品。舞台はデトロイト。貧困層の白人として育ったエミネムが、黒人文化であるヒップホップのラップバトルというジャンルでのしあがっていくストーリー。エミネムは黒人たちからいわゆる逆差別を受けながらも奮闘する。音楽がいい。やはり音楽を重要なモチーフに扱う作品は音楽の良し悪しがとても重要だと思う。

「グリーンブック」。2018年のアカデミー賞作品賞受賞作品。黒人の金持ちピアニストがツアー運転手に白人を仕方なしに雇う。ツアーの起点はニューヨーク。最初は互いを受け入れられなかった二人だが、徐々に心は打ち解け合っていく。こちらも音楽が重要なモチーフとなる作品。そして実話をもとにした作品。白人と黒人の差別をモチーフに使った作品。なぜか共通点の多い作品を今日は観てしまった。

これまではあまりアカデミー賞という括りを意識して作品を観たことはなかったけれど、やっぱり面白いな。アカデミー賞ってやっぱりすごいんだな。過去の受賞作とか観ると好きな作品とか結構あるし。アカデミー賞括りで作品を観ていくというのも面白いかもしれない。

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