教育DXに係るKPI策定の方向性について(文部科学省の報告より)
教育家庭新聞の3/5の記事。
文部科学省が2月26日、第3回デジタル学習基盤特別委員会を開催し、その中で「教育DXに係るKPIの方向性」について報告・討議したという内容だ。
ちなみに文部科学省の資料は以下を参照。
文部科学省【資料5-1】教育DXに係るKPIの方向性等について
個人的な注目点は、
「学びの保障」の「希望する不登校児童生徒への授業配信を実施している学校100%(R8目標)」。これを実現するためには学校または教育委員会単位で、ライブかオンデマンドでの配信環境構築が必要ではなかろうか。教育現場にDX提案する側としては興味深い内容だ。
なお「働き方改革への寄与」の「教職員の働き方改革にも資するロケーションフリーでの校務処理を行っている自治体100%(R11目標)」も気になった。
R11って・・・。5年後・・?
教育への投資は(国力を左右する)次世代の投資だし、教育の働き方改革はもっとスピード感があってもよいと思う。なお、この指標については地方自治体から以下のような指摘が出ている。
ゼロトラスト整備には多額の予算が必要で小規模自治体にはなかなか厳しい。国の支援、あるいは共同調達など考慮が必要だ。いずれにしてもKPI設定は、提案側としては大歓迎。これを指針として現場に働きかけていきたい。
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