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活字とシネマ#1:2023年下半期はシャラメ沼に沈む!前編:「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」予告編

こんにちは。
映画と文学に捧げる
深海魚のひとりごとを綴るnoteです。

ティモシー・シャラメ主演作品「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」、「デューン 砂の惑星 PART2」が2023年秋冬シーズンに公開を控えており、両作品の予告編を見た感想を前後編に分けてまとめてみました。
今回は前編、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」予告編の感想です。



前編:「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」予告編

ティモシー・シャラメ主演「ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年12月15日公開予定)」予告編第1弾が7月12日にワーナー・ブラザース公式YouTubeチャンネルで公開されました。
ご存知の方も多いとは思いますが、前作は2005年ティム・バートン監督「チャーリーとチョコレート工場」。ジョニー・デップが主演を務め、興行収入全世界4億7千万ドルの大ヒット作となりました。
本作品では「チャーリーとチョコレート工場」の主人公である工場長ウィリー・ウォンカの若き日が描かれており、そのウォンカを演じるのが、2017年「君の名前で僕を呼んで」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、「インターステラー」「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」「DUNE/デューン 砂の惑星」などの話題作に出演する俳優ティモシー・シャラメです。
人気作「チャーリーとチョコレート工場」のスピンオフとあって、世界中のティモシー・シャラメファンが歓喜したのではないでしょうか。



ここからは予告編の感想です。

「謎めいた」「変わり者」のウィリー・ウォンカというこれまでのイメージの一方で、ティモシー・シャラメ演じるウォンカの仕草にはどちらかというと「愛嬌」や「剽軽さ」が感じられ、子ども向けのテイストを強めた身近な存在であり、等身大の青年という印象を受けました。

映画自体はユニークなアイディアに溢れた若きウィリー・ウォンカが魔法のチョコレートを開発し、ウォンカを取り巻く子どもたちと彼に翻弄される大人たちとの騒動を描くストーリー展開のようです。

予告編中では魔法がかかったお菓子の力で空を飛んだり、イギリスの港町やロンドンのアーケードを想起させる街並みが登場したりと、何となくハリー・ポッターの世界観に似ている?と思ったら、案の定、ハリー・ポッターシリーズのプロデューサー(デイヴィッド・ハイマン)がこちらの作品の製作を手掛けているのだとか。

19世紀ヴィクトリア朝を思わせるファッションや、原作からお馴染みの歌って踊るユーモラスな小人「ウンパ・ルンパ」も登場し、まるで童話やおとぎ話のような世界観が楽しめそうです。2023年12月15日公開予定ということで、今年のクリスマスシーズンは「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」がファミリー向け映画の最有力作品となるでしょう。

ティモシー・シャラメはこれまでの出演作「君の名前で僕を呼んで」「ビューティフル・ボーイ」などで重い苦悩を背負いハッピーエンドとはいえない顛末をたどる役柄が多かったのですが、果たして今回のウィリー・ウォンカ役はいかに・・・。

ウォンカは工場を順風満帆な形でスタートさせることができるのでしょうか?

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