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真偽の話

数学では誰しもが同じ真偽の判断をできる物事を「命題」と言います。
例えば「リャマは可愛い」というのは人によって違う感覚なのでこれを命題ということはできません。

100%正しいときに「真」、そうでないときはすべて「偽」といいます。
例外が少しあって90%正しければ、真でもいいんじゃない?って思うかもしれないけど、例外があってはいけません。

例えば「90%の確率で正解を出せる公式」は公式として何の役にも立たないからです。
間違える可能性が少しでもあれば、正解に辿り着けないですよね。

数学ではこの真偽の判定に苦心する訳です。
正しいことを証明するか、間違っていることを示すために例外を見つけるか。
ここに数学の面白さの一端があります。

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