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作図の楽しさを伝えたい

高校数学では長さ1の線分が与えられると、長さが自然数、分数、平方根で表される線分が作図できることを学びます。
例えば10とか、5/3とか、√3とか作図できちゃうんです!コンパスとめもりの無い定規だけで!

自分で好きなめもりの定規を作れたりするんです!

しかし、中には図形アレルギーの生徒がたくさんいます。
それは中学校で図形と論理を同時に学ぶ=証明が一因になっているように思います。
図形の証明で難しいイメージを払拭できず、高校では他の単元でも、図形を放棄してしまう生徒が少なくありません。
作図を学ぶ流れの中で証明が障壁になっています。

証明や論理は一旦別のものとして、純粋に図形に親しみ作図を楽しめるカリキュラムがあればもう少し図形の単元を楽しめるように思います。
例えば垂直二等分線や角の二等分線を学んだ後に上に書いたこと、例えば、好きなめもりの定規を作ってみよう!というのを学ぶのが面白いんじゃないかなぁ。

これまでの学習指導要領の変遷もこの辺りに関係しているんだろうなぁ。
もっと数学を楽しめるカリキュラムが編成されたら嬉しいな。

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