中途半端に旅の思い出録⑨那須塩原市

ごきげんよう。日本全国47都道府県すべて一応回った私が、ゆるく旅の思い出を語るこの記録も9回目になりました。機械にめちゃ弱い私が、ようやく覚えた # を使って投稿しているせいで、知らずに同じ場所の記録を投稿されている方がうっかり見てしまい、しかも「スキ」をつけてくださることもあります。本当に有難い事です。もちろんその人たちのも見せていただくのですが、やっぱり文章もしっかりしてるし、何よりその場所の綺麗な写真なんかを紹介されているのはカッコいいしうらやましいです。私も一応は人の目を盗んで写真は撮るんですが(盗撮ではありません!)撮る時はうれしいけど、家に帰って見た記憶がないんですね。せっかくなので機械を勉強して、見れるようにしたいものです。

栃木県・那須塩原市
47都道府県を制覇するにあたり、終盤には難関の県がいくつかあります。言っちゃ失礼ですが埼玉とか佐賀あたりですね。(すみません)
近畿地方在住の私にとっては栃木なんかもその一つでした。東京に宿泊して小山ゆうえんちに行ったことがなぜか2回ありましたが。一人旅でなぜ2回も行ったか謎ですが、当時ハマっていた水族館巡りに行ったんだと思います。2回行ったのは、よかったから…ではなく、たぶん一回目が休みとかだったのかな…忘れましたが。このnoteの連載では、花巻とか途中下車しただけのも書いてるんですが、47都道府県制覇の目標は「1泊する」だったので、栃木に一泊以上の旅行を目指しました。
大阪から栃木に行くとなると結構面倒。宇都宮とか日光とかいろいろ考えました。(今だったら日光一択で、宇都宮で下車して宇都宮餃子を食べたいです。)たいてい旅行の予約は余裕をもって宿泊予約するタイプなんですが、なかなか決まらず、2日前に全く存在も知らなかった那須塩原の板室温泉なるところに決めました。
何故に板室温泉かと言うと、私の愛読するガイドブックで誉めてたから。いわゆるインスピレーションってとこです。(ちなみに私のインスピレーションは必ず外れます。道が2本あってどっちだ?て時は必ず反対を選びます。そう思って感じた反対をあえて選んでもそれはそれで外れます)
板室温泉に何があるか知らないけど、とにかく行っちゃおう。て事で謎の土地、板室温泉へ訳も分からずGO!
2食付き8530円。どんなところか知らんけど安いじゃん、いいかも。
私のウキウキはその後地獄に変わります。
結構山奥、遠い…まあでも、景色はいいんだろうな、多分…
着きました。なんとなく、嫌な予感がヒシヒシとします。私はコミュなんで、満員の温泉が苦手です。まあ、聞いたことない温泉だからガラガラの鄙びた温泉だろう…という虫のいい予想はあっさりと裏切られます。
聞いたことないのに超満員。しかもです。
当時でもそこまで若者っていう訳でもない私が、どう見てもダントツで最年少…ってくらい、
お爺ちゃんとお婆ちゃんしかいない‼
どうやらご老人が療養する専門の温泉らしいです。いや、マップル何も書いて無いやん。誉めてるだけで…。
番頭さんに不思議そうに「何しに来たん?」みたいに言われたし。(ニュアンスです。セリフは何て言ったかは忘れましたが)
下調べをしっかりせず予約したのも悪いけど、せめて景色でも楽しもうと思っても、せっかくの山奥なのにそれほど景色がいいわけでもないし。周りに見て回れる場所もないし。
ちなみにテレビは1h100円と書いてあります。私はつまらない所はドケチなんで、多分見てないはず。マップルで8Fのレストランの景色を褒めてたけど、窓際のいい席は当然お年寄りたちが占拠しとるし。
温泉は客は満員だったけど、年寄りばかりなんで、夜中に行ったらガラガラでした、私はコミュなんで温泉に行くときは、何食わぬ顔で入り口まで行って、スリッパがあれば何事もなかったようにUターンして部屋に戻ります。そもそも温泉に向いてないですね。人間は嫌いだけど温泉は好きなんです。まあ、入れたけど、最後なんで衛生的にはどうなんだろ…と考えるあたりは温泉に向いてないです。
那須塩原を語ると言っても、この温泉の話しかしてないじゃん。と言われると申し訳ないですね。私の思い出の風景ですので。いつの日か那須高原とか行ってみたいですね。でもまあ、もし栃木に次いく機会があれば、日光に行って宇都宮餃子を食べたいですね。写真もたくさん撮りたいです。

板室に 行けば私も サイヤング

バウアーじゃありません。ではまた。



頑張ります。