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【7月の雑記】鼻血が出た


鼻血

アパートの一室で、汗でズクズクになりながらラジオを聴いてると、鼻からつぅーっと何かが流れ出た。どうやら鼻水ではないらしい。そいつはどこからどう見ても、赤かった。

去年も似たようなことがあった。クーラーを使わずにどこまで夏を乗り切れるのか、の節約我慢大会。去年も鼻血が出たタイミングでクーラーの電源を入れた、ような気がする。僕は記憶力が無い。1年生の時も鼻血を出していたらしい、日記によると。皆さん、熱中症にはご注意くださいませ。


何のために生きてるのか

全然元気で深刻な話じゃないんだけど、ベッドに寝転がって眠気が全然来ないときに考える。何のために生きてるのか。それで、「生きてて良かったと思える夜ってどんなのだろうね」のポストを思い出した。人に言えるほど熱中できる生きがいはまだ見つかってない(オードリーはもちろん大好き、生きがいとは少しニュアンスが違う)。けど、どんな夜なのか、めちゃくちゃ気になる。かなり知りたい。素敵な人と出会った夜なのか、生きがいが見つかった日の夜なのか。すかさずネットで調べたら、フラワーカンパニーズの『深夜高速』が出てきた。いい曲だった。


床屋さん

1.5ヶ月に1度、近所の床屋さんに足を運ぶ。昨日、正面に写る自分の頭を眺めながら「あ、手ぇ抜いてんな」と思った。その店に1年以上通い続けると、担当のおじさん達は手を抜き出す。たぶん、緊張感が無くなってきたんだろうね。別にいい。おじさんと話すの楽しいですし。また次も来ますから。アシンメトリーの前髪を、その日の晩に風呂場の鏡で整えた。


「がんばれ!」

「頑張れ」という言葉が好きではない。「頑張れ」に、どことなく無責任さを感じてイラついてしまう。他人に「頑張れ!」と言われるまでもなく、もう既にギリギリの極限まで自分を追い込んだねん!これ以上どないせえっちゅうねん!!状態の時ほど、強くそう感じる。無責任に聞こえるのは、如何せん言葉の響きが軽すぎるせいだ、と僕は思う。

相手に応援してることを伝えたいとき、「負けないでね」と言うようにしている。王城夕紀先生の小説『青の数学』に影響された。僕は、あなたが頑張っている姿を見てきた。あなたがどんなに勝ちにこだわっているのか、知っている。個人の部、決勝戦。「負けるなよ」と、力強く僕は言った。友人の口元がかすかに緩む—――――彼にはハマらなかったみたいだ。そんな時もある。

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