見出し画像

それはそれ、これはこれ

おばんです。
もう着々と夏に近づいてきて、ジメーっとした夜とギラーっとした昼の繰り返し。
水分補給と栄養補給を心がけましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大人になってから特に思うことといえば、
「これ」があるから頑張ろうとか
「これ」のために頑張ろうとか
忙しなく仕事をして過ごす中での
わずかな休日の「これ」の些細な息抜き。

小学生の時は
たった20分程度の昼休みのためにも
チャイムが鳴った瞬間外へ駆け出して
ドッチボールをして、

子どもの頃はきっとそれが息抜きだったのと
一生懸命遊ぶことが「これ」だった。

「これ」はいわゆるモチベーションというもので
大袈裟に言えば今日を生きるための「原動力」で
あると思う。
もちろんそんなもの必要もなくて、
適当に、上手に生きている人もいるわけで
私はそれがただ前者であるだけ。

でも、どれだけ「これ」のために頑張ってきたとしても
終わった瞬間から「それ」になって
「それはそれ」という過去のこと
「これはこれ」という今のことに
ちゃんとはっきり分けられてしまう。

上手に生きている人は、
「これ」が終わっても次の「これ」を見つけて
そのループの中で生きているんだと思う。

私はそうはなれなくて
「これはこれ」「それはそれ」になってしまう。

抽象的で分かりづらいかもしれません。
なんだそれって思うかもしれません。

色で言うと、白と黒。
それくらいハッキリと分けられてしまうのです。

だからどれだけ
自分の時間を大切にしようとしても
自分の機嫌をとろうとしても
「これはこれ」「それはそれ」になってしまう。

リフレッシュはリフレッシュで終わり、
今ある問題やモヤモヤした気持ちが消えるわけでも紛れるわけでもなく、
やはり「これはこれ」という名のリフレッシュと
「それはそれ」という名のいやな気持ちに
分けられるのです。

とっても面倒臭いですよね。
自分で自分の首を絞め続けているみたいな、
そんな感じ。

悪いことがいいことで消化できればいいのに
いいことは悪いことに消化されてしまうのです。

せっかく進んでいた歩みを
またまた止めざるを得ない状況を迎えて

何度これを繰り返すのだろうという不安と
やはり続けてはいけなかったのかもしれないという後悔と
私には無理なのかもしれないという絶望が
一気に襲ってきた。

そんな私にも有難いことに

それに気づいて寄り添ってくれる
素敵な友人がいてくれて
なんとか保っている状況です。

自分の気持ちを文章に綴ると
こうやってマイナスな感情ばかり
スラスラとでてきてしまって

今ある幸せに気づくこともできず
悲観してしまう。

いつの日か「これはこれ」が
「これ」だから次は「これ」になるように
そして忙しなくすぎる毎日の息抜きを
子どもの頃のように全力で楽しめるように
笑えただけで素敵な一日だったと思えるように

また前を向ける日がきますように。

どんな時も寄り添ってくれる素敵な人間が近くにいてくれることをどうかあたりまえと思わないように。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

読んでくださった皆様にもどうか
素敵な「これ」が
永遠に続きますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?