#13 実験

コメダを出たあと

丸亀でうどん(かけ並といか天)を食べる

もしかしたらいか天は我慢できたかもしれない

そのあと,家に帰らずどこいこうかと考える

携帯がない,調べられない

車を走らせると,公園なるものの看板が見えた

そのとおりに進むと

標高約150mの公園へ案内された

車から降りると

道が全てななめになっている

歩くだけで息が上がる よっしゃ

その公園には,アスレチック(なんとかアドベンチャー的な)や遊具があり

家族連れがいた

髪の長い小さな子が

ローラー滑り台?でがったんごっとん揺られながらすべっていた

「しりいたい!」

と連呼しながら.

降りきったら一目散に両親のところに行き

「しりいって!」

と訴えていた.そうやって,子供は言葉を覚えていくらしい

近くには,わくわくらんどっていう3歳未満しか立ち入れない場所があった

「良い子の10の約束」

というのが入り口に書かれていたが

果たして3歳未満の子に10もの約束を覚えさせることなどできるのであろうか

日本は詰め込み教育なのかもしれないとちょっと不安に思った

一通りぐるりと公園を周り

ベンチに座った

近くのベンチには

年配のように見える人が寝ていた

気持ちよさそうだ

ぼくはベンチで本を読むことにした

通りすがりの子供が

「あ!寝ている人がいる!」

と言っていた.きっとぼくのことではないとは思うが

30過ぎた人が一人で本を読んでいる姿を見て

子はなんと思ったのであろう

これが公園利用のお手本であると思ってもらえればそれでいい

すごく高い場所にいるから

いつもより鳥が近くに見えた

遠く離れたところから

ブロンブロンとバイクの音や

ピーチクパーチクと鳥の鳴き声まで

いろんなものが聞こえた

素晴らしい.これぞ理想の過ごし方である

しかし,寒い

本を一通り読み進め時計に目をやると

1時間しか経っていない

予定では2時間過ぎるはずであった

ギブアップ

車に戻り,家に戻った

歩いて買い物まで行き

現在家にてこの記事を書いている

417キロカロリー

ちっとも消費していない

予想以上に難しい実験であることを改めて実感しつつ

洗濯機から呼び出しがかかったので,この記事を終わるとする