#3 全国高校サッカー選手権に心震えました

サッカーに関して、知識は浅いですが、兄2人が学生時代にサッカーをやっていて、幼い頃よくGKの役をやらされていたので親しみのあるスポーツです。私自身は学生時代は他スポーツをしていたものの、現在進行形でフットサルの社会人サークルに属しています。オフサイドのことはよくわかりません。ゴールかと思ったら違った〜ってなったらオフサイドなんだろうなと思える程度です。

そんな私ですが、年末年始の時期に放送される、全国高校サッカー選手権を観るのがとても好きです。5年前ぐらいから観てるかな。
過去のもので言うと前橋育英vs流経大柏の決勝戦がとっても印象に残ってます。飯島陸選手とか。

今回の決勝戦は東山vs岡山学芸館でしたね!
初戦〜準決勝の試合もいくつか観ましたが、PKで決着をつけてしまうのは勿体無いなと思う試合が多くありました。特に神村学園vs岡山学芸館の試合。
3-3からのPK戦。これで決着がついてしまうなんて!と思える素晴らしい1戦でした。
「観てて楽しいサッカー」ってこういう試合のことを言うんじゃないかな。
神村学園は、福田師王選手や大迫塁選手など、注目選手が多くいる学校でこれまた見応えがありました。
岡山学芸館は、守るところはしっかり守りつつ、一瞬生まれた攻めのチャンスをモノにしていくサッカーという印象で、チームプレイが素晴らしかった。
試合終了のホイッスルが鳴った時、両校への拍手をしながら本当に胸が熱くなりました。

普段の私は、プロサッカーはあまり追っていなく、W杯の時期に世間の盛り上がりに便乗して観る程度。
そんな私がなぜ高校サッカーにこんなに熱を注げるのか。
「この試合に負けたら自分たちは引退」という学生スポーツならではの儚さ、そこから生まれる一生懸命さ。そこに惹かれるんだと思いました。
観ている側まで熱い気持ちになって勇気を貰える。

私自身も、学生時代に取り組んでいたスポーツなどはお給料も出ない(むしろコート代やユニフォーム代の出費がある)のに不思議なほど一生懸命取り組んでいた。
優勝したら賞金100万円とか、そんなんでもないのに、朝早くから自主練とかしてました。
学生ってすごいな。
今でも当時みたいに熱い思いで何かに取り組んだりできるのかなぁ。
今の私はそれをできる気がしないし、望んでもいない。大人になったからこそ、懸命になることよりも楽しむことに重点を置きたくなっている。
学生時代の懸命な自分も、楽しむ余裕を少しずつ感じている今の自分も好きだ。

次の高校サッカーも楽しみです。

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