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柏崎市コツコツ貯筋体操センター内パワーリハビリ公募型プロポーザル プレゼンアーカイブ

I’m fine!プロジェクト 代表の五十嵐と申します。本日は、どうぞよろしくお願いします。

さて、何のために運動を行うのか?何のために健康になるのか?

みなさんは明確に目標をお持ちでしょうか?きっと漠然とした理由しか持たない人の方が多いのではないでしょうか?

私たちI’m fine!プロジェクトは、運動実施100%をミッションに活動している非営利活動団体です。運動が苦手な人にも、運動が嫌いな人にも、健康になるために運動をしてもらいたい!その第一歩として、「目的」や「夢」を描いてもらうことから始めています。

I’m fine!プロジェクトが企画しました、コツコツ貯筋体操センターパワーリハビリは、

「〇〇をやりたい!を叶える コツコツパワリハ」

と題してご提案させて頂きます。

「夢・希望を「ともに」叶える運動指導」とサブタイトルを付けましたが、「ともに」というところにI’m fine!プロジェクトらしさがあります。I’m fine!プロジェクトはコミュニティーを大切にし、誰にも「孤独」を与えません。ひとりひとりに親身に寄り添える仕組み、パーソナルパートナーを確立します。


パワーリハビリ事業においても、利用者様の夢を共有し、その夢を実現させるために本気で向き合って参ります。


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I’m fine!プロジェクトには、様々な運動指導者がいます。


その指導者のひとりひとりが、豊富な経験と確かな知識・技術をもっています。


その知識・技術を活かして、


これらの事業に取り組み実績を重ねてきました。


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I’m fine!プロジェクトは、


運動実施者100%をミッションに、


健康で文化的な笑顔溢れる元気いっぱいのまちをつくることを事業としています。


ごらんの通り、


運動指導事業、スポーツイベント企画運営事業、サークル管理運営事業の3つの事業を主事業として活動しています。


運動指導事業では、市内栄町に会員制のフィットネススタジオ「からだFine!」を運営し、


そこを拠点に出張フィットネスも展開しております。


今回のプロポーザルでご提案をさせて頂きますのは、


I’m fine!プロジェクトの事業経験を活かし、I’m fine!プロジェクトでしかできない事業展開をご提案させていただきます。


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I’m fine!プロジェクトが考える介護予防・リハビリテーションとは、


身体機能の低下に対する回復の支援はもちろんのこと、それだけではなく、


心理面の低下に対する回復の支援も含まれていると考えます。


マシンなどの設備を提供し、安全管理をするだけではいけません。


必ず利用者様と指導者とが共に取り組むことが大切です。


そして、利用者様のことをしっかりと理解し、ひとりひとりに合ったプログラムを提供することこそが、


確かな機能回復へと繋がる道であり、より安全な指導へと繋がると考えます。


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業務実績については、企画書に記載の通りです。


特に、フレイルやサルコペニアをターゲットとした運動指導については十分な経験とスキルを有していると自負しております。


ただし、施設管理面についての経験はまだ浅く学ぶことも多いかと思います。


その部分を補う為に、公益財団法人 日本 体育施設協会の公認 体育施設 管理士の養成講座を受講予定です。


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【 実施体制について 】

I’m fine!プロジェクトでは、「〇〇をやりたい!を叶えるコツコツパワリハ」をテーマに運営していきます。


人員については、基本2名体制で、状況に応じて3名4名の体制を取れるようにします。


増員部分については、栄町で営業している店舗の指導者と連携することで確保します。

【 設置機器について 】


マシンの選定にあたっては、特に5つの基準を設けました。


「シンプルな操作性であること」、「安全面が高いこと」、「予算に合う価格であること」、


「機能が多様的であること」、「トレーニング部位に偏りがなく大筋群を全面的にカバーできること」。


この5つを基準として選んだマシンがこちらです。


レッグプレス・カーフレイズマシンをご覧ください。


イーグル社PGDシリーズのマシンですが、こちらのレッグプレスは座面可動式のマシンとなっています。マシンによっては足を置くプレス板が稼動するタイプのものもあります。


何が違うのかご存知でしょうか?


足側が稼動する動作を、生活の動作にあてはめようとすると、両脚で何かを押しやるような動作になります。このような動作は日常生活には多くありません。


一方、座面が稼動する動作を、生活の動作にあてはめてみると、


しゃがんだ姿勢から立ち上がる、といった場面や、


椅子から立ち上がる、といった動作など、日常生活に溢れた動作になります。


このように、一つ一つのマシンの特性を介護予防運動の観点からチェックし選定しています。


ウエイトマシン以外の機器についてもこれらの観点で選定しています。

設置機器の独自性として、ファルトレクトレーニングを行う為のスペースを設置します。


ファルトレクトレーニングは、不活性筋へのアプローチであり、介護予防運動になります。


バリアフリーによって段差などが取り払われてきていますが、このトレーニングは、


あえて障害物を越えることでしっかりと筋肉を使おう!という狙いがあります。


つまり、「バリア アリー」とでも言いましょうか。


高齢者介護施設でこのバリアアリーを採用している施設があり、そのどの施設でも機能回復が著しく高いといった成果が出ています。


もう一つはビジョントレーニングマシンです。


こちらは、高齢になるにつれて低下する能力の一つである「視覚機能」を高めるためのトレーニングです。


動いているものを察知し、手で触れるといった動作の正確性と速さを高めます。これは、日常生活において重要な機能です。例えば、つまずきそうになった時に、とっさに手すりに摑まれるなど、特に防衛体制のときに働くことで身を守ることができます。


ファルトレクトレーニングの効果も、ビジョントレー二ングの効果も、生活様式からみた際に重要な身体機能であると考えます。


I’m fine!プロジェクトは、運動指導のエキスパートですので、このように設置するマシンや設備、指導スキルにこだわり、プライドをもってご提案させていただきます。


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導入プログラムについて

ご提案する導入プログラムは、アクアパークとくじらの2か所に鑑みて、全10回のプログラムで週2日、1回75分間の内容とします。おおよその内容は2か所に準じます。


実施内容は、


トレーニングマシーン、ストレッチ、軽体操、セルフケアの講座です。


具体的にはマシンのセッティング方法、注意事項、負荷設定、運動効果、方法についてを説明します。


後は、オリエンテーションとして、センターの利用についての説明や、


運動についての注意事項、その他のサービス説明などを行います。


初回ではカウンセリングにおいて「マイゴール」を設定します。


これは、「自己の目的と目標・夢を持って運動に向き合って頂きたいという考えの下です。


マイゴールはピリオダイゼーションという手法を用いて行います。


マイゴールを設定し、利用者様と指導者とでそのゴールを共有し、共に協力し合ってゴールに向かって歩くことが、I’m fine!プロジェクトが考えるパワーリハビリの考え方、「ひとりではなく、ともに」になります。


導入プログラム修了者を対象に「一般開放」を行います。


こちらも、アクアパークとくじらの2か所に合わせた内容で実施します。


一般開放でも、スタッフは監視としてだけではなく、積極的な声掛けをし、利用者様の運動の進み具合や安全確認を行います。必要であればマイゴールの設定についてカウンセリングするなど、こまめなケアでいち早く利用者様のニーズの変化に対応したいと思います。


このようなコミュニケーションが、利用者様の満足度を高め、愛着をもっていただけることに繋がると思います。

次に、「運動意欲向上プログラム」というものを提供していきます。


黙々と運動を行うのはなかなか辛いものです。そんな利用者様に向けて行うプログラムです。


運動意欲向上プログラムとは、簡単に言いますと「トレーナーによる、少人数制の短時間レッスン」です。


たとえば、バイクをただひたすらにこぐのは辛いものです。そこで、バイクをこぎながらトレーナーが色々なエクササイズを提案したり講話をするという20分程度のレッスンを実施します。


このようなレッスンプログラムを、一般開放者を対象に週に12回程度実施していきます。


自主事業については、後の項目にてご説明いたします。


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独創性、参加促進・運動継続については、事業の至るところに


「目標の意識づけ」「仲間づくり」「運動+α」「達成感」を設定することを心がけています。


そうすることで、運動が苦手な人、嫌いな人に対しても安心して参加して貰えるようになりますし、運動の継続に繋がります。


例の中に「運動情報コーナー」とありますが、


施設内にこれを設置します。


市内の運動に関する情報を発信することで、少しでもパワーリハビリ以外の運動に興味を持って頂きたいと思います。


パワーリハビリに来てもらうことが目的ではありません。パワーリハビリが必要ないくらいに元気になって貰うことが目的です。パワーリハビリを卒業し自発的に運動に取り組んで貰うための仕掛けです。


他にも工夫はたくさんありますが、とにかく、様々なところにこれらのような工夫、仕組みが散りばめられていると考えてください。

将来展望について少し触れさせてください。


センターの運営が継続し、2年目と突入しましたら、


こちら3つの事業を進めて行きたいと考えております。


1人で行う運動が苦手な人同士を繋いだり、サポートしたりする「トレーニングサポーター制度」や、


見附市や江戸川区などが既に行っている「スポーツコンシェルジュ」の配置や、


厚生労働大臣が認定する 健康増進施設への登録などです。


パワーリハビリセンター及びコツコツ貯筋体操センターをより充実させ、


柏崎市民の健康で文化的な生活を支援する施設を目指していけたらと考えております。


その時がきましたら、ぜひまた詳しくご提案させて頂きたいと思いますので、宜しくお願いします。


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自主事業についてです。

□64歳以下の者の利用について


一般開放と合わせて、64歳以下の方に対しても施設の利用をしていただきたいと思います。


こちらは、アクアパークで実施しております内容に準じて行おうと思います。


開放時間は、月~金曜日の午前10時~午後8時を考えております。


料金はアクアパークに合わせて1回360円。


特にターゲットにしたいのは、医師に運動不足だと言われた、健康面に不安がある人たちです。将来的な介護保険料、医療費の削減を見据えて、現役世代の健康づくりにセンターを活用しようと思います。


□運動メニュー作成について


たとえばコツコツ貯筋体操のカスタマイズができます。


町内に出向いて運動指導をしている中で、一番多く質問されるのは、コツコツ貯筋体操についてです。肩が痛くてこの動きが出来ない、この動きをしているとここが痛い、この動きは簡単すぎる、逆にきつすぎる。といった声です。


このような声を現場で多く耳にしていますし、このようなメニュー作成をぜひやって貰いたいとお願いされることも多くありました。


ですので、このプロポーザルがたとえなかったとしても、この事業については必ず実現させたいと強く思い、考えておりました。コツコツ貯金体操の発展のために絶対に欠かせない事業です。


予約制とし、料金は、柏崎市の市場では1500円が妥当だと考えます。少しでもコツコツ貯筋体操のカスタムを利用して貰えるよう低価格にてご提供したいと思っております。

□マンツーマンレッスンについて


マンツーマンレッスンは、利用者様と1対1で運動指導を行うもので、2つのコースを設けます。


パーソナルトレーニングとパーソナルケアの2種類です。


どちらのコースも予約制で、1回30分で、3000円とします。


□大人の学活舎について


こちらは既に栄町の店舗で実施している事業なのですが、週一回の65歳以上の方のための学校だと思ってください。学校といってもイメージはカルチャースクールのようなものです。


仲間づくりはもちろん、趣味の幅を広げることで、より活発でより豊かな生活を送って貰いたいと考えます


大人の学活舎は6か月コースで週1日、1日2限の授業を設置します。


授業内容は、体育として健康運動であったり、計算ドリルや漢字ドリルのような簡単な一般教養をゲーム感覚で行ったり、自分史の制作やボードゲーム、美術や手芸などを行います。


料金は、入会金2500円。これには教材費などの準備費用が含まれます。月会費は5000円とします。


この事業は、収益はほとんど出ません。パワリハセンターの付加価値事業と位置付けて行います。


□イベント事業


イベント開催は、ウォーキングイベントやマレットゴルフ大会など、センターの外に出て行うことを主に企画します。イベント事業はセンターの宣伝活動に活かしたいと考えています。


それ以外のイベントについての詳細は、利用者様のニーズ調査を行った上で詳細を流動的に決定していきます。


以上、自主事業の実施内容でした。


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安全管理体制について。

I’m fine!プロジェクトの安全管理体制の基本的考え方は、


全スタッフが利用者の安全こそ最優先課題であると認識し、指導および安全に対する感性を磨き、指導及び管理安全の取り組みに参加し、安全が約束された施設になることを目指すというものです。


これをもとにし、安全対策を取ります。


まず、安全管理に関する責任者を配置します。


この責任者を中心に、安全管理の業務や研修、避難訓練などを行って参ります。


それ以外にも、これらの安全管理対策を講じます。


とは言え、マニュアルにだけ捕らわれず、必要性が生じた時には柔軟に管理体制を見直し、より一層の安全の確保に努めます。


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次に個人情報の保護、管理についてです。


厚生労働省の「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取り扱いのためのガイドライン」に準じて規定します。


スタッフひとりひとりの個人情報に対する認識を統一するため、個人情報の取扱いに関してのスタッフ研修を徹底し、常に細心の注意を払うことを徹底します。


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柏崎市、地域包括支援センターとの連絡体制について


まず、地域包括との連携について2点あります。


うちのアドバイザー保健師は以前に地域包括での業務経験がありまして、その観点から次の2点について連携体制を作りたいと考えています。


1点は、地域包括からの要請を受けて、対象者とのカウンセリングを実施します。


カウンセリング内容は、対象者に合った運動方法を提案したり、当施設を含めた市内の運動施設およびサービスの提案を行いたいと思います。


地域包括の利用者で、訪問リハビリや機能訓練型デイサービスなどの、身体機能向上サービスが入っていない利用者に対して、ちょっとした運動方法のアドバイスや、運動に関心が向くような会話ができることで、関心を高めて貰い、円滑に必要な福祉サービスへの移行に繋げようというものです。


2点目は、当施設利用者の中から、身体面・精神面・生活面などサポートが必要かと思われる人に対して、本人の許可を得て、地域包括へ取り次ぐというものです。


地域包括では、地域にいるフレイル状態にある人やサルコペニア状態にある人の中から要支援・要介護に進む人を全て把握したり発見することは容易ではありません。いち早くその情報を地域包括へ取り次ぐことで、適切な福祉サービスへ繋げることが可能になります。


つぎに柏崎市(行政)との連携についても2点あります。


1点目、各課が実施している運動関連の情報発信です。


スポーツ振興課、健康推進課、生涯学習課など、各課では運動に関連する事業が行われておりますが、それらの情報を当センター利用者に向けて発信をし、参加促進をすることができれば、利用者様は、より効果的に豊かな生活へと繋げられます。


2点目は、当施設利用者の身体・運動能力の評価を市にフィードバックすることです。


身体・運動能力の評価によって、進むべき市の福祉計画は変わると思います。本当に必要な福祉計画・事業を策定するためにこの評価を参考にして頂きたいと思います。


私どもは、やりっぱなしの事業はしません。PDCAサイクルに基づき、常により良い事業へと向かう姿勢を崩しません。「私どもが先頭になって市の健康づくりの繁栄に繋げる」という気持ちで行って参ります。


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コツコツ貯筋体操センター内での連携について


□コツコツ貯筋体操のカスタマイズサービスを行います。


まだ、コツコツ貯筋体操センターに来たことがない人も、自分オリジナルのコツコツ貯筋体操づくりをきっかけに、センターに来場してもらいたいと思います。


現時点においては、このような連携を用意しておりますが、


コツコツ貯筋体操センター内での連携は担当者とも意見を交換し、


常により良い連携を模索していきたいと思います。特に、指導技術面においては互いに情報共有したいところです。何よりも、利用者様のメリットに繋がるような連携をとりたいと強く考えております。


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以上が、I’m fine!プロジェクトがご提案させていただくコツコツ貯筋体操内パワーリハビリセンターの企画内容となります。


最後に、私たちI’m fine!プロジェクトは柏崎市の総合計画を基に私たちにできることを事業化し、実施している非営利活動団体でございます。常に柏崎市の公益に繋がる施策を考え、柏崎市を盛り上げ、元気にしていくことが使命だと考えております。

そんな私たちにぜひ、お任せください。


以上、I’m fine!プロジェクトでした。ありがとうございました。


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