たかゆき

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コンビニ6社の「キャッシュレス・消費者還元事業」における現金併用への対応

キャッシュレス・消費者還元事業2019年10月1日から「キャッシュレス・消費者還元事業」がスタートしました。これは、ざっくりと説明すると「認定された中小企業で買い物する際にキャッシュレスで支払うと、5%(フランチャイズ店は2%)のポイント還元が受けられる」というものです。制度そのものの説明はここでは割愛いたしますので、以下の公式サイトをご覧ください。 コンビニで行われる「即時充当」とはコンビニにおいても、フランチャイズ店では中小企業扱いとなる店舗が多いため2%のポイント還元

    • わたしと権威主義

      正しいことより強いものはないと思っていた自分がただの権威主義だったことに気づけたのは、大学生活の最大にして唯一の学びかもしれない。 中学の公民だか高校の日本史だかで『あたらしい憲法のはなし』という戦後すぐの教科書が取り上げられたとき、興味を持って図書館に原本(厳密には復刻版)を借りに行った。大きな図書館であれば1冊は置いてある。薄い本なのでぜひ一度読んでもらえればと思うが、よく抜粋されるのはこの部分。 これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戦力の放棄と

      • 風通しの良い組織のススメ

        人の入れ替わりが少ない集団だと、誰かの意見に反対を表明することは「面倒なことになる」可能性が高い。だから賛成する者は声高に賛成を唱えるが、反対する者は沈黙する状況が生まれる。賛成の声しか聞こえないから、裸の王様になってしまう。こうして皆が裸の王様の集団ができる。 ただの仲良しグループだったらそれでも良いが、組織はそれでは動かない。組織は多くの物事を決め、その決めた結論に一貫性が求められるからだ。決めるだけなら反対者が沈黙する方が都合が良いが、皆が言いたいことを言ってそれが次

        • 「ことばの教室」とユニバーサルデザイン

          私の通っていた小学校には「ことばの教室」があった。ことばの教室とは、通常の小学校に通いながらも、何らかの理由でことばの習得や発音・聞き取りに不安のある子どもたちが放課後などに少人数あるいは個別でサポートを受けられる場所である。 この何らかの理由とは、例えば発達障害であったり、両親ともに外国籍で日本語を話さなかったり、難聴や吃音であったりするが、私の小学校の「ことばの教室」には難聴を抱えた児童が多く通っていた。 低学年のときに「学校探検」というイベントが有り、校長室や視聴覚

        コンビニ6社の「キャッシュレス・消費者還元事業」における現金併用への対応