見出し画像

営業の転職面接でよく見るマイナス回答5選!面接官が語る注意点

はじめに

私は外資系企業で、人事責任者として、営業職を始め様々なポジションの選考を年間300人以上行っています。

今回は、私の経験から営業職の転職面接を通して見てきた、よくある勘違いを5個ピックアップし、転職希望者の皆さんに注意点をお伝えします。これを読んで、あなたの面接が成功につながることを願っています!

よくあるマイナス回答5選

売上がすべて

売上は確かに重要ですが、営業職では顧客との長期的な信頼関係構築や、顧客ニーズへの対応も大切です。これらの要素を見落とさないようにしましょう。

個人の成績がすべて

営業職では、チームワークやコラボレーションが重要です。自分だけの成果をアピールするだけでなく、チームでの成果や貢献もアピールしましょう。

営業手法は一つだけ

営業手法は多様であり、顧客や業界によって適切な手法が異なります。柔軟な営業手法を持つことが求められるので、自分がどのように対応できるかをアピールしましょう。

これは特に経験の豊富なベテランに多い回答です。過去の成功体験から抜け出せない発言は、転職先の新しい環境に適応できる能力はないと判断する材料になりえます。

営業は経験が全て

経験は大切ですが、業界知識や製品知識も重要であり、新しい業界では学ぶ姿勢が求められます。これまでの経験を活かしつつ、新しいことにもチャレンジできる柔軟性をアピールしましょう。

生涯営業への意気込み

「生涯現場で営業をやりたい」という回答は本当に頻繁に目にします。それ自体は悪いことではないと思いますが、この発言は同時に「私は成長し、経営層の考え方を学ぶつもりはありません」と言っているのと同じことです。

企業側が「そのポジションには将来の幹部候補を採用したい」と思っている場合には、それだけで即不採用決定ともなりかねない回答です。

まとめ

営業職の転職面接では、これらの勘違いを避け、適切な回答を心掛けることが重要です。営業職の本質や業務内容に対する理解を深め、自分の強みや適性をアピールして、面接官に印象づけましょう。成功のチャンスをつかめることを願っています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?