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Finalog!

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Finatextグループのメンバーが書いたnoteまとめです! ▼社員インタビューだけのまとめ https://note.com/finatext/m/me3cc51aab11… もっと読む
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#DX

2023年の国内保険DX・Insurtechにおける注目トレンド

Finatextグループで保険事業を推進している河端です。 私はこの2年弱、「国内外の保険DX・Insurtechに関して情報収集をし、1日1つ以上発信すること」を自分ルールにしています。いつもは気になったトピックを自由気ままにツイートしているだけなのですが、この年末年始の時間を利用して、最近のホットトピックを振り返りつつ、2023年に注目していきたいトレンドについて簡単に整理したので、Insurtechに少しでも興味がある方のご参考になればと思い、公開してみます。 ここ

3ヶ月でCVRが2.5倍に成長! 新卒1年目が挑んだデジタル完結保険のグロースハック

はじめにこんにちは。気付いたら入社2年目になっていました、株式会社Finatextの渡邉と申します。普段は自社プロダクトのグロースや、大手金融機関様向けの金融サービス開発ソリューションの設計を担当しております。職種でいうとプロダクトマネージャーが近いかなと思います。 今回は、僭越ながら私がプロジェクトリーダーを務めた「母子保険はぐ」というプロダクトのグロースプロジェクトについてご紹介したいと思います。 「母子保険はぐ」とは Finatextグループのスマートプラス少額短期

努力をし「続ける」ことを目標にする

このエントリーは35歳になった自分に対しての振り返りとこれからへの宣言でもある。別にたいそうなことを伝えたいわけでもない。僕のような普通な人でも一歩踏み出すきっかけになったので、参考になればいいなと思う。 事業を開始して6年ほど経ったのだが、今ほど日々の努力が大事だと思っているタイミングはない。当たり前すぎる話なのだが、意外と「身に染みて」わかるのは簡単なことではない。僕の場合はと言えば1年半前の2019年4月。きっかけは、経営戦略の会議を開いていた際に創業メンバーの1人か

ベンチャー同士の経営統合物語  ~第一章 経営統合するまで~

オルタナティブデータプロバイダーの草分け事業を開始してかれこれ5年くらい経った。知ってる人もいるかもしれないが、Finatextグループのカンパニーにオルタナティブデータの基盤とサービスを提供しているナウキャスト (Nowcast Inc.)という会社があるのだが、金融機関へのデータサービスの提供 (売り上げの70%が日本以外)、購買データを起点とする事業会社向けのデータ利活用のソリューション、そして日銀の金融政策決定会合や内閣府の月例経済報告にも引用される「日経CPINow

Fintechベンチャー事業開発担当から見た、金融機関のDX課題

日本の金融業界では、多くの会社が「DX」(注1)への取り組みを検討・推進しています。 その一方で「その取り組みがなかなか前に進まない・うまくいかない」という状況も耳にします。(おそらく金融業界に限った話ではないが) DX推進の定石としては「経営戦略として方向性を定めよ」「レガシーシステムの課題を解消せよ」といったことが言われますが、果たしてこれらは正しいのでしょうか? もしくはこれらが正しいとしても、実際問題としてどのようにすればこれを推し進められるのでしょうか? このよう

DXはフィンテックと同じ道をたどる

一般名詞化した「フィンテック」 デジタルトランスフォーメーションの略である「DX」だが、もはやかつての「フィンテック」並みにホットなワードになっている。いやそれ以上だろう。金融に絞られないだけ、適応範囲がものすごく広い。 思えばフィンテックも、最初はスマホアプリを作って、オシャレなUIを実装するのがスタート地点だったと思う。その後、証券や決済などの“若年層を取り込む金融機関”になるベンチャーの参入が相次ぎ、今や大手金融機関の社内ベンチャーやチャレンジャーバンク、B2Bのサ