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【最近の学び】ウッドショックとは?

日本でも少しずつですが、やっとのことでワクチンの普及が全国的に始まってきました。開催が不安視されている東京五輪も控えている日本ですが、まだまだwithの状況であることには変わりはありません。

しかし、アメリカやイギリスといった欧米諸国はワクチンの普及のなどの素早い対応によってafterの状況にまで来つつあります。

日本でも20日に緊急事態宣言が解除されるようですが、問題なのは各業界の経済がどのような道筋を辿るのか?ということですね。

CME木材先物価格の急騰

先日、WTI原油先物価格の上昇からインフレについて述べましたが、今回は「木材」価格の上昇についてです。

一時、ウッドショックと言われるほど木材価格が急騰しました。
2021/1/4時点で700USDだったものが、2021/5/7時点では1,670USDまで高騰したわけです。現在は900USDあたりで落ち着いてきましたが、以前に比べるとまだまだ高値を推移しています。

これを引き起こしたのは、ニューノーマルと言われ社会の在り方が変化したことにより、都市部のマンションなどから郊外の一軒家などに移住する人が急増したためです。特にニューヨークなどは顕著で、家賃がバカにならないほど高い地域ですが、テレワークやオンラインでの仕事が増えるようになり、わざわざ都市部に住む必要性が少なくなったということです。

アメリカで一軒家の購入が増えたことにより、家を建てるのに必要な木材の供給が追い付かなくなり、価格が急騰したと考えられます。

2020年時はどの国もwithの状態が続いてきましたが、ワクチンの普及によって将来の見通しが立ったことにより、家計の消費が動いたということです。

実際、日本の市場でも消費関連銘柄が上昇しつつありますし、多くの人々がafterの時代に期待していることが考えられます。

まとめ

木材価格の急騰=一軒家の需要増

ということでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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