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Let's Groovin‼︎ オカソウのターン!Vol.24(岡村)

ご機嫌よう。割と音楽漬けな1週間を過ごしていたオカムラです。

僕らは只今絶賛レコーディング期間中でして、今週僕は歌録りに立ち合いました。

レコーディングはやはりライブとはまた違った特別な楽しさがありますよね。

特に歌入れは楽曲に命が吹き込まれる瞬間に立ち会えるというか、そういった格別な感慨深さがあります。
僕は歌に関してはほとんど素人同然なので、メンバーとしてボーカルに少しだけ意見するぐらいのもんなんですけどね。

ただFilmland、EP「Scenes like this」から竿モノは宅録を導入し始めており、回数を重ねるごとにセルフでの領域が広くなってきたのでエンジニアさんに丸投げということもなくなってきました。

そんなこんなで僕は今バンドのエンジニアリングの部分を少しずつ担っていこうとしているところでして、このnoteでもちらほら話しているように今も絶賛修行中なわけです。
こうなってくると制作期間に感慨深いなんて言ってる場合ではありません。

ベース録音をバシッとキメたあと、ここからが本当の“オカソウのターン!”です。

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具体的には例えばギターに関して。
宅録ではどうしてもニュアンスが出ない場合にはメンバーから”口寄せの術”をされるので、スタジオエンジニアとしてセルフレックにもチャレンジしているのですが、これがまた一筋縄ではいかない…

アンプ録音だけでなく、それが失敗した時の保険としてラインでも同時録音を行いたいので

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基本的にDIのPara OUT分岐を介しこのような並列回路で、アンプに対し近接のオンマイク、離れたところから部屋鳴りを含め収録するエアーマイク、アンプを通さずデジタル信号のみを送るラインの三重録音をしているのですが、

マイクにいい感じにアンプの音が載るよう足元のエフェクターをセッティングした場合、ライン入力側が音割れを起こしたり、そもそもPCのCPU負荷でまともに進行できなかったりと、、、パッと思いつくだけでもザコザコ環境DIYレックの道のりは中々に険しいです。


マイキングはああでもないこうでもない、DIはあっちよりこっちの方がいい、CPU負荷を軽減するにはこの設定の方がまだマシ、という感じで日々トライアンドエラーの中で成長・・・ってなわけですが、コンポーザーにしろエンジニアにしろ制作に携わる方はみんな似たような経験があるかと思います。

失敗続きの時はなかなかスタミナも削られますよね。


ちなみに僕は同時に複数のことに熱中できないタイプでして、音楽で行き詰った時の息抜きや発散先ももっぱら音楽なのですが、最近だと久々にお客さんとしてライブハウスに遊びに行って刺激を受けたりしております。

ただ息抜きをするだけではなく、楽しみながらモチベーションを高めることが僕にとっては重要なのです。


そしてそんな今日この頃、僕の目にこんなビッグコンテンツが飛び込んできました。


オアシス:ネブワース1996

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正直今日の前振りはこれを話したかっただけです。笑


96年にネブワース25万人以上を動員したオアシスの2daysライブの模様がドキュメンタリーとして映画化されました……23日から公開されております。僕はまだ観に行けてません…
僕も彼らロックンロールスターに魅せられたキッズの一人なのですが、冷静に考えて2日間だとしてもワンマンで25万人って相当ヤバいですよね、、、

これは間違いなくビッグバンドの数字だと思うんですが、デビューから5年、彼らも一番脂がのっていた時期で当時から伝説のギグとされていたみたいですね。
96年というと正直僕はまだ生まれてすらいないので完全に追体験世代なわけですが、リアムもメイン・ロードに並んで思い出深いと語っていたライブを映画館の大画面・大音量で拝めるのは、もう、ありがてぇッ…‼この一言に尽きます。
はい、これ以上語るとどこから矢が飛んでくるか分からないのでネブワースから2本、公式が挙げていたライブ映像を貼ってお茶を濁しておきます。笑

Live Foever (Live at Knebworth)


Champagne Supernova (Live at Knebworth)


さて、オアシスを前置きにするのもどこからか手榴弾が飛んできそうなのですがここからが今日のアーティスト紹介です!


Jamiroquai

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今日はジャミロクワイについてです。
国内外問わずR&B系アーティストに多大な影響を与えております、言わずも知れたアシッドジャズ界最強のバンドですね。
僕にとって彼らは神様みたいな存在で、例にもれず僕もベースという楽器を演奏するうえでそれはもう多大な影響を受けています。
廃盤にはなりましたが、Filmlandの1stEP「或る季節」に収録されている楽曲の多くはベースラインを練るうえで参考にしていました。
このnoteを始めた時から紹介すると決めていたのですがようやくその時が来たみたいですね・・・

そんなところで普通にアーティスト紹介をしても面白くない、この記事のテーマに沿った形にしたいと思ったので今回はこんな感じでいきましょう!

題して

-ジャミロクワイ・歴代ベーシスト徹底比較-

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まず大前提としてジャミロクワイはフロントマンのジェイ・ケイソロユニットであり、作曲・編曲のほとんどは彼が手掛けているためベースラインもほぼ彼が生み出しているんですね。ベーシストも年代ごとに何度か入れ替わっているわけです。

僕は彼らの楽曲を音源で初めて聴いた時に感銘を受け、デビュー後初代のベーシスト、スチュアート・ゼンダーの映像を見て以来心酔していたわけですが・・・

よくよく考えると、あれ…?凄いのはこのベースラインを考えてるジェイ・ケイじゃね?ベーシストは誰でもあんま関係なくね?などとベースキッズ失格な発想に至ってしまったことがあったのです。(今は改心しましたが)

実際ジャミロクワイふんわりファンぐらいの方々はそんなこと気にも留めたことがないと思うので、本当のところはどうなのか…

検証していきましょう!


まずはこちらの動画をご覧ください。

Stuart Zender vs Nick Fyffe vs Paul Turner Cosmic girl - Jamiroquai


ゴリッゴリの転載ファン動画で申し訳ないです…色々探しましたが分かりやすい動画がこれしかなかったので目を瞑って頂けると幸いです…

こちらの動画のベーシストはポール・ターナーニック・ファイフスチュアート・ゼンダーの順で切り替わってますね。

こちらの御三方がデビュー後からジャミロクワイを支えてきた代表的なベーシストたちです。

さて、それではこの3名の紹介からですが…

現時点で間もなく文字数が2,700字…自分の学習能力の低さが怖い…

というわけで今週はお一人だけ!

Paul Turner (ポール・ターナー) / 2005年~

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新しい順から遡っていきましょう。まずは現在もジャミロクワイに在籍中のベーシスト、ポール・ターナーです。

彼の特徴として、音の粒立ちのタイトさ原曲に対する忠実性・正確性の二つが挙げられます。

彼は2005年の6thアルバム「Dynamite」のライブツアーから加入しており、音源では2006年リリースのベストアルバム「High Times Singles」収録の新曲から参加していますね。

High Times singles

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Apple Music

Spotify

こちらのベスト版は非常にお世話になりました…

僕の知り得る情報が正しければ、確か新曲として収録されていたのが「Ranaway」と「Radio」の2曲で、これらがポール・ターナーの演奏によるものだったはずです。

上に貼った動画でも感じられますが、ポール・ターナーの演奏は歴代ベーシストの中でも一番音のシェイプが効いていてタイトな印象です。

ジャズベースをよく使用されていることもあり、細かな音の粒立ちが特徴的ですね。

そして次に演奏の忠実性と正確性。


例えばこの曲、「Don't give hate a chance」なんかは結構古めの曲ですが(度々転載すみません)、分かりやすいかと思います。

まずは正確性の部分。前に出る派手な音だったりふくよかな倍音なんかはあまり鳴らさないものの、常に拍に対してジャストな演奏をされるので、彼の加入以降はよりバンドサウンド全体が引き締まったような気がします。

そしてもう一つ。古くからバンドで演奏されている人気曲は他のベーシストだとアレンジなどが織り交ぜられていましたが、彼は一貫して原曲のフレーズに忠実に演奏するシーンが多く見受けられます。

音源完全再現派なのか、ジェイ・ケイからの指示なのか…もはや想像の領域です…

何にせよジャミロクワイでのポール・ターナーは、ジェイ・ケイ考案のベースラインを非常に正確かつ繊細に演奏し、何時も安定感のあるグルーヴでバンドを支えるベーシストなのです。

これぞ仕事人って感じでかっこいいですよね。

正直彼の加入以降のリリースは好きな楽曲自体が少ないのでそんなに追ってはいなかったのですが、これを機に聴いてみようと思います。


ってな感じで今週はオアシスに引っ張られちゃいましたが、次週は残るベーシスト達を”テンポ良く”紹介していく所存でございます。



とりあえずジェイ・ケイよ、貴方がふくよかである必要はありません…

おしゃれジャージは見る影もなく…まるで日曜朝に犬の散歩してるおっさんのよう…


サタデーナイトにまたアオウ‼︎





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