【#映画感想文】第93回アカデミー賞受賞予想の結果とレビューの紹介
いよいよ本日、日本時間の4月26日(月)に、第93回アカデミー賞の授賞式が開催されます。
今回、事前に映画好きのFilmarksユーザーの皆さまにアカデミー賞主要6部門の受賞予想のアンケートに回答いただきました。
投票の結果は以下です。
※Filmarksに投稿されたレビューを引用してご紹介します。
アカデミー賞受賞予想アンケート結果👀
■作品賞
『ノマドランド』
アメリカの広大な景色が常に美しく、それだけで、満足してしまうような、素敵な映画。
絶望的状況でもないけれど自分の信念を貫いて生きる姿に非常に感動した。
きっと、人生の節目を迎える度に再会したくなる作品だ。
2位は、『シカゴ7裁判』、3位は、『Mank マンク』でした。
■監督賞
クロエ・ジャオ(『ノマドランド 』)
現代社会の一筋縄ではいかない厳しさ、そしてそこに生きる人々の溢れんばかりのエネルギーを鮮烈に映し出したクロエ・ジャオ監督珠玉の大傑作。
クロエ・ジャオ 史上2人目の女性監督賞受賞なるか! 才能ある二人がなんとも渋いロードムービーを作ってくれました。
クロエ・ジャオの前作『ザ・ライダー』でも本職の俳優を使わず、実際の人物を俳優として起用している。 本作を鑑賞すると劇映画とドキュメンタリーが合わさって不思議な感覚となった作品だった。
2位は、デヴィッド・フィンチャー(『Mank マンク』)、3位は、リー・アイザック・チョン(『ミナリ』)でした。
■主演女優賞
フランシス・マクドーマンド(『ノマドランド 』)
フランシス・マクドーマンドが絶妙な演技で、孤独感を向き合う壮年女性を演じてる。オスカー候補納得なんだけど、一人の時の目ににじみ出る孤独感の表現が素晴らしく、何故か泣きそうになった。
色濃い主人公の悲しみや苦しみが汲み取れ、演じるフランシス・マクドーマンドの繊細な演技は素晴らしい。
夫も友人も街も失い放浪の旅に出る60代の女性ファーンを演じるのはフランシス・マクドーマンド。彼女はこういう頑固で繊細で生命力に溢れた役をやらせると本当にピカイチだなと実感。
2位は、キャリー・マリガン(『プロミシング・ヤング・ウーマン』)
、3位は、ヴァネッサ・カービー(『私というパズル』)でした。
■主演男優賞
チャドウィック・ボーズマン(『マ・レイニーのブラックボトム』)
チャドウィック・ボーズマンの迫力ある演技と長台詞に圧倒された。
マ・レイニーを演じたヴィオラ・デイヴィスの圧巻といえる歌声と明るく陽気ながらも苦しみが滲み出るレヴィーを演じたチャドウィック・ボーズマンの迫真の演技。これだけでも観る価値あり。
チャドウィック・ボーズマンの遺作となったが、プラックパンサーと共に忘れられない忘れてはならない映画となった。
2位は、アンソニー・ホプキンス(『ファーザー』)、3位は、ゲイリー・オールドマン(『Mank マンク』)でした。
■助演女優賞
ユン・ヨジョン(『ミナリ』)
祖母役のユン・ヨジョンさん。 この人やっぱり上手いなぁ。 彼女はもう韓国映画界の大物さんですけど、 演じれる役幅がとても広い。
流石韓国の名女優ユン・ヨジョン。このおばあちゃんの存在がちょっぴり辛いスパイスになり、物語に刺激を与えて見応えのある作品に仕上がっていました。
とにかくお祖母ちゃん無双の映画であった。ユン・ヨジョンが凄い。
2位は、グレン・クローズ(『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』、3位は、オリヴィア・コールマン(『ファーザー』)でした。
■助演男優賞
サシャ・バロン・コーエン(『シカゴ7裁判』)
後半、サシャ・バロン・コーエンが証言台に立った時がすざましくかっこよかった。
イッピーの幹部であるアビーを演じたサシャ・バロン・コーエンがすごく良かった。ただの皮肉屋のヒッピーかと思いきや、クレバーな面も持ち合わせていて、話術も巧み。強い印象を残した。
サシャ・バロン・コーエン演じるアビーが魅力的で良いキャラだった。破天荒なヒッピーのようでいて知性とユーモアが光る。
2位は、ダニエル・カルーヤ(『Judas and theBlack Messiah(原題)』)、3位は、ポール・レイシー(『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』)でした。
受賞結果発表🏆
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