【徹底考察】日本の映画館入場料は高いのか？
タイムトラベルもの大好きりゅうさんです。
今は映画も色々な媒体で観られるようになりましたが、やはり大きなスクリーンで観るのが一番ですね。Filmarkのレビューなどでも映画館派は多いみたいです。
でも気になるのはやはりお金ですね。月に何本も映画館で観たら結構なお値段です。
皆さん、率直に、映画館の入場料金って高いと思いますか安いと思いますか？どうでしょうか？
そこで昭和20年代からの映画代の推移を見てみました（図1）。昭和20年代当時は映画は200円以下で観られました、しかもたいていは2本立て、3本立てが当たり前。
それが現在の映画館入場料金は正規料金で2,000円、色々な割引・ポイントなどを考慮した実質平均料金でも1300円程度となっています。
これだけあればちょっと旨いものも食べられるし、100均に行けばたくさん買えるし、庶民としては決して安くないという感覚ではないでしょうか？
これを見ると、昔は映画が安く観られたから羨ましいと思うかもしれません。でも当時の給料から見た財布への負担を考えると全く違った姿が見えてきます。
図２に映画館の平均入場料金を平均給料で割った値をプロットしました。
何と昔からほぼ0.4％前後で大きく変わっていません。むしろ映画全盛の昭和30年代の方が高かったくらいです。
昔は2本立てとかあったので1本当たりの値段はちょっとは安かったかもしれませんが、庶民の負担感としては昔からあまり変わらなかったのかもしれません。
なお、これからデフレからインフレ時代に突入すると映画料金はますます上がっていくと思われます。
りゅうさんでした。
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