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子育て雑記〜男性の家事に対する2つの大いなる誤解

今回は少し子育てから外れての話になります。

子育ても家事の一つといいますが、子育てをしているという男性の奥様に言わせると、その男性は全然子育てもできていない、と言われるなんてことが良くあるようです。

それは男性と女性の認識の違いとしてまとめられることが多いのですが、実際は認識の違いではなくて、男性の側の大いなる誤解による所が多いのでは無いかと私は常々思っています。

それは、家事に関しても同様で、全く同じ誤解によるよる所ですれ違いが起きていると思います。
その誤解の原因とはいったい何なのでしょうか。

大いなる誤解その1〜私は家事をしている

そもそも私は家事をしているという認識が誤解の一つ目です。

奥様が反論されるのであれば、あなたは家事をしていないでしょう。
実際に話を聞くと、確かにして無いなぁと思うことが多々あります。

家事というものは、家庭ごとに発生するものであって、誰かがやらなくてはいけないものです。
必要に迫られてやるものであって、家事をした、と言葉にするようなものではありません。

ましてや多種多様な家事が存在する中で、子育てだけとかゴミ出しだけとかで家事をした、というのであれば論外です。

男女の認識の違い論で、目に見えない細かい家事問題というものがよく言われます。

この部分も、私は解消することが難しいと思っておらず、実際に我が家で実行しています。

我が家では、目に見える家事の大半は私が担い、目に見えない家事は漏れるので、妻がフォローする形にしています。

男性は細かい家事に気がつけないというのは確かにその通りです。
ですが、目に見える家事のほとんどを男性が担った場合、女性が気付きやすい目につきにくい家事は任せることになりますが、負担は大きく減るはずです。

ちなみに、目に見える家事の例として、炊事は食事を作ること、では無いですよ?
食事を作って、レンジの掃除をして、食器や調理器具を洗って片付けるまでです。

炊事の目に見えない家事として良いものは、シンクの滴を拭くとか、生ゴミネットのゴミを捨てるとかくらいまでですよ。

負担の幅が違うんじゃないか?と思った男性は、その感覚を反省しましょう。
だって、自分が気づかないミスをフォローしてくれているのですから、その気づき分負担が重くなるのは当然のことです。

ここまでしても家事をしてない、と奥様が言うのであれば、流石にそれは反論しても良いんじゃないかな、と私は思います。

大いなる誤解その2〜私は仕事で忙しい

家事をしない理由第一位と言ってもいい男性が口にするセリフですよね。
しかし、これは理由になっていません。

まず、夫婦共働きだとしたら、奥さんも仕事はしてますよね。
ここでよくある反論に、自分の方が稼いでると言うのがありますが、稼いでいる額の差なんて関係ありません。

夫婦共に働いているのであれば、家事はきちんと分担されるべきです。
その分担のためには、お互いが納得できる話し合いが必要です。

男性は納得した話し合いがなく自分の感覚だけでそれは相手がやるべきだ、と考えがちですが、それは相手に責任を押し付けているだけです。

会社の仕事でそれをしたら、あなたは周りからどうみられるでしょうか?
人と人の間での問題です。家庭も会社も関係ありません。

夫婦も家族も人間と人間の関係です。
その関係に自分の感覚で甘えてはいけません。

もし奥様が専業主婦だったら良いのか?という質問があるかもしれません。
この場合も、事前にどれだけの話し合いをしたのかが重要なポイントかなと思っています。

俺が稼ぐから家庭に入ってくれ、と言ったとします。
この言葉だけだと色々な受け取り方ができますので、奥様は家事は全部自分がやるとは思ってないかもしれません。

俺が稼ぐから、家事全般は君に任せたいんだ、と言って初めて同意を取ろうとしていると思います。
さらに言えば、この場合、育児はどうするかは別相談になるでしょう。

全部任せたいなら、こう言う必要がありますよね?

俺が稼ぐから、家事育児は全てワンオペでやってもらいたいと思っているんだ。
二人目ができても三人目ができても全部ワンオペで頼む。

…これって、だいぶ酷いこと言っていると思いませんか?

最後に

あくまでこれは男性視点で男性の勘違いを指摘しています。
なので、女性視点ではそれは違うよと言われるかもしれません。

ただ、男性としてこういう風に問題があるよと伝えることで、理解しやすい部分があるかもしれないと思って今回文にしてみました。

仕事をバリバリやっている男性ならば、それ、きちんと相手と調整したの?と言われればどこに問題があるかわかりやすいですよね?
全部自分で賄う気がないのなら、まず調整しましょう。

どこまでやればお互い納得できる範囲なのか。
どうすればお互い楽しく暮らせるのか。
家族というのはそういうものです。


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