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ハンブルクで、フリーランスビザ申請①

ハンブルクに住み始めてちょうど1ヶ月経った日に、ビザ申請の予約がありました。

ハンブルクでのフリーランスビザ、セルフエンプロイメントのビザ申請の情報は、あまり詳しく載っているものがなくて、調査に、時間をかけました。

特に日本人でドイツのフリーランスビザを申請した方の情報は、ベルリンに集中しています。基本的に用意する書類は同じですが、申請書のフォーマットも違いますし、予約方法も異なります。そして、ハンブルクでの申請は、英語で調べても、ベルリンほど情報が多くありませんでした。

申請までには不安と心配な気持ちに押し潰されそうになりましたが、何とか書類提出までいきました!

下記の順に記録していきます。

1. 何のビザで申請するべきか
2. ハンブルクで、ビザ申請の予約方法
3. 提出書類

各項目で、調べたり比較したりすることはたくさんありますが、予約方法と提出書類で何を用意したかを中心に記録します。

1. 何のビザで申請するべきか

どんな仕事をするのか?によって、ビザの種類が変わります。

ベルリンで多くの方が取得しているビザの一つは、アーティストビザですね。ここではアーティストビザの説明は省略いたします。

私の場合は、フリーランスビザ?になると思って調べていたら、フリーランスビザとセルフエンプロイメントビザがあると知りました。

フリーランスビザとセルフエンプロイメントビザ、どう違うのでしょうか。

ハンブルクのウェブサイトには、その違いについてはっきり記載されている箇所が見当たりませんでした。ですが、申し込み時の必要書類についてのシートが違います。

Transferwiseのブログに、この違いについて書かれたものがありました。

”What’s the difference between being self-employed and being a freelancer?
So you’re doing contract work for an organization. You’re not their employee, but does that make you self-employed, or a freelancer? The difference can be confusing. If you’re self-employed, that means that you technically own your own business. But it’s only freelance work if you do it on behalf of another company or organization, not, for example, an independent plumber working for private homeowners. That’s why freelancers are able to conduct their business under their own name, rather than a brand name. Self-employed people often work under an official business name.”

読んでも明確な違いは、私にはよくわからなかったのですが、どこかのプロジェクトに関わったり、自分の名前を売りにして仕事をする場合は、フリーランス。そうではなく自分で事業を起こし仕事をするのがセルフエンプロイメント。

ドイツ人の友人たちにも相談しましたが、私はフリーランスじゃないか?セルフエンプロイメントじゃないか?両方の意見がありました。

私が何の仕事をするつもりか書いていませんでしたね。簡潔に説明すると、輸出入に関わる仕事をします。前職の海外ブランド担当のバイヤーとしての経験を活かして、ドイツとスウェーデンの製品を日本で販売する仕事です。自分で企画した製品を作ることも考えています。
そして、数年後に会社設立を視野に入れています。これは、フリーランスかセルフエンプロイメントか微妙なところです。

事業が上手くいき始めたら、会社にするつもりですので、セルフエンプロイメントで申請しようと決めました。

こちらがビザ申請の手順。日本国籍の人は、ドイツでの現地申請となります。


2. ハンブルクで、ビザ申請の予約方法

これは、最初どこに連絡すべきかよくわかりませんでした。

申請先は、二つあります。

住まいの管轄のカスタマーセンターか、ハンブルクウェルカムセンターかどちらかです。念のため両方にメールで問い合わせしました。

カスタマーセンターからは、住民登録が終わってから連絡してくださいと言われました。ビザ申請にはオンラインの予約システムがないので、朝7時頃にカスタマーセンターへ行き、名前を書く紙があるので、それに記入して待ちます。Eimsbüttelは、メールの問い合わせをしても、割と返信が早く、親切に必要情報ももらえました。

Hamburg Nordは、メールでの問い合わせに応じるのは、とても遅くて、あまり親切ではない印象でした。
どちらのカスタマーセンターも返信は、ドイツ語です。英語で問い合わせしても、ドイツ語で返信がきます。

カスタマーセンターでビザ申請する場合は、フリーランス、セルフエンプロイメントビザ申請について、前もって、必要書類と予約についてメールで問い合わせしてみてください。(ウェルカムセンターから、このような案内をメールでもらいました。)

※住民登録は、必ず予約が必要ですから、ご注意ください。詳しくは、こちら。
https://note.mu/sustainable_life/n/n93d776057f32


カスタマーセンターでのビザ申請は、予約なしで並ばなくてはならないことと、ドイツ語の不安がありましたので、私は、英語対応してくれるハンブルクウェルカムセンターで手続きすることにしました。

メールで問い合わせし、予約することができます。

数日で返信がくると書いている方がいたので、なかなか返信がなくて心配になり、結局電話で確認をとりました。そして、その時に教えてもらったメールアドレスにビザ申請予約をしました。

どちらのアドレスでも最終的には、予約についての返信がきました。1〜2週間程度で返信がない場合は、電話で問い合わせしてみましょう。

info@welcome.hamburg.de
newcomers@welcome.hamburg.de

教えてもらったアドレスを両方とも載せておきます。予約の際は、何のビザを申請するのか、ドイツへの入国日はいつか、既に何かしらのビザがある場合はビザの種類と有効期限を入力してメールで予約の問い合わせしましょう。

予約日は、だいたい1〜2ヶ月後くらいの間でした。早めに予約依頼しておきましょう。


3. 提出書類

予約完了すると、提出書類について書かれた資料が添付されて、返信がきます。事前に、メールにて申請書類を送ることもできます。

ハンブルクのウェブサイトと提出書類のチェックリストです。

・セルフエンプロイメント 提出書類

https://www.hamburg.com/contentblob/11701598/0e1dd7035bc12c52c10d45b0322967e5/data/checklist-self-employment.pdf

・フリーランスについて 提出書類

https://www.hamburg.com/contentblob/11701596/bd75817dd7eefd2d3600a67362eae421/data/checklist-freelance-hwc.pdf


・ダウンロードできるフォーマットの一覧


私が提出したものは、こちらです。

1. Application
2. Passport Copy
3. Health Insurance Coverage (ANNEX6)
4. Rental Agreement of the Apartment
5. Residency Certificate
6. Confirmation of language school
7. CV & Certificate of Employment from the last company
8. Certificate Bachelor Degree Copy
9. References
10. Business Plan Presentation Sheets
11. Financial Plan
12. Profit and Loss Projection
13. Schedule Plan
14. Bank Account Balance
15. Covering Letter

これらの書類を揃えて、ビザ申請手数料と、パスポート、証明写真を持って、向かいました。

本当に予約できているのか心配になってしまったので、電話して確認もしました。その際は、予約依頼したメールアドレスが必要になります。

きちんと予約されている場合は、予約日の前日に、リマインダーのメールが届きます。

提出書類について、次回、詳しく記録していきます。
続きはこちら
https://note.mu/sustainable_life/n/nb308b5a967c2

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