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浮ついた明るさとは裏腹な新年〜虐殺、そして貧困の2024年を迎えるにあたり〜(2)

マタイによる福音書にある王による嬰児の虐殺の物語はまるで出エジプト記という書物にあるモーセ誕生の物語のようです。モーセが生まれた時、誰が鞭を受けていたでしょうか。エジプト王は奴隷の人口が増え、力が増すのを恐れました。そして生まれた男児を殺害すると命令します。その時、シフラとプアという助産師は命令には従わず、市民不服従運動、CDMしたのです。CDMへの参加は自分自身が迫害されることを意味します。CDM参加への覚悟の力は一体どこからくるのでしょうか。それが、意外な言葉で聖書には記されているのです。

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