元気が出るミャンマー料理
2年前の春に、私は9年勤めていた学校を離職することになりました。その学校ではミャンマーから日本へやってきた人々が学生として学んでいました。私が仕事で大変な時、子育てで悪戦苦闘をしている時、そっとミャンマーからきた学生さんたちが、わたしに食事を差し入れてくれたこと、数知れず。
ああ、こういう食事をするんだ!と教えられました。初めて食べるものが多くて、自分が教える側だとおもっていましたが、たくさんのことを教えられていたなと思います。ミャンマーの人々が心を込めて作り運んでくれたあの食事が元気の源でした。
2021年にミャンマーでクーデターが起こってしまいました。学生さんたちの家族もひどい目に遭っています。何より、帰りたくても帰ることができなくなってしまった人たちとの日々を考えると胸が締め付けられます。
私もクーデター後は、ミャンマーには行けていません。みんなで笑いながらまたミャンマーでご飯を食べたい!と、心から願っています。
ミャンマー料理は、イタリア料理、フランス料理、ロシア料理、インド料理、ネパール料理、ベトナム料理、中華料理、タイ料理(順不同ね)…に比べると、日本では食べられる場所が多くはありません。だけど、よくよく探してみるとあるのです。インド、中国、タイ、ラオスに囲まれている国だけあってミャンマー料理はどことなく、どこの国の食事とも共通点があり、しかしながらミャンマー料理というなんとも不思議な立ち位置です。
さらには、ミャンマーが多民族国ゆえに、ミャンマー料理と言っても一括りにできないのです。
元気食という思いが膨らみすぎて我慢できず、東京、四谷にあるゴールデンバガンへ!
かなり美味しい!ラペット(お茶の葉サラダから始まり、最後はモヒンガー。また笑いながら食べたいという祈りがわきあがる食事です。
やっぱり、ミャンマーへまたいきたいな。元気をくれたミャンマーの友達と、またいきたいな。
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