見出し画像

家族イベントへの対応

糖尿病と診断されてから2週間が過ぎた。
まだまだキャリア不足で、日々試行錯誤。

先日、母の81回目の誕生日がありました。
家族の誕生日には、揃って寿司を食べるのが我が家の習慣。

寿司!!!

節制している私には、毒にしか思えない食材。
でも大好きな食材。

実はいろいろな理由で、母には糖尿病のことをカミングアウトしていない。
1つには単純に心配させたくないから。おそらく、私が糖尿病になったことを知ると母は深く悲しむことだろう。
もう1つは、母に知られるとうざい展開が待っていることが明らかだから。
母は民間療法や健康サプリを盲信しているので、頼んでもいないのにそれらを勧めてくるはず。そして拒絶すると、拗ねて嘘泣きする。
さらには、無自覚で、
「私が飯を作っていた頃は、大丈夫だったのに」
などと、妻に対する口撃が始まるのも目に見えている。
だから母にはトップシープレット。

まあ、一生寿司を食わないのも寂しいので、とりあえず寿司を買って帰ることにした。
寿司と言っても、上等なものではなく、回転寿司のお持ち帰り。
我が家では、複数人のセットではなく、1人前を人数分購入するのが基本。
理由は、他の人のことを考えず、自分が好きなネタを幾つでも食べてしまう母対応。
この辺のストレスが病気に関係しているような気もするが、それはまた別の機会で語ることにする。

いつもだったら、1人前だと足りないので、単品を多めに注文しているのだが、今回はそんな気持ちになれない。
だから、いつもより若干少なめに購入して帰宅した。

母は緑茶、妻はビール、子供達は麦茶を飲みながら寿司を食べていたのだが、私のコップの中身は蕃爽麗茶。
意味があるのかどうかは不明だが、プラシーボ効果に期待しての悪あがきだ。

節制生活が始まってから初めて口にする寿司は、めちゃくちゃうまかった。
回転寿司の寿司って、こんなにおいしかったっけ?
枯渇感って、最高の調味料かもしれない。
罪悪感の中で食べる寿司なんて、人生初めてだったが、これからはずっと味わうのだろうか。

寿司の次にも問題が。
定番のケーキ。

病気になる前は、当たり前に食べていた寿司後のケーキが、糖尿病と診断されてからは、毒の上積みにしか見えない。
私にショートケーキを買ってくるあたり、妻もまだ糖尿病配偶者歴が短い。
とりあえず、これも口にした。
扇型のショートケーキの半径の半分ほど、全体の4分の1を食べて、あとは残した。
「オンライン会議があるから、残りはあとで食べるわ!」
なんていいながら、食卓から距離をとった。

その日はいつもより運動を長めにして、消費カロリーを多めにしておいた。

たった1日くらいどうってことはないのだろうけど、意志が弱い自分は、たった1日の緩みで、次の日も、その次の日も緩む可能性が高い。
幸にして、今回は緩むことなく、さらに気持ちを引き締めることに成功した。

次の家庭内イベントまでに対策を考えておくことにする。


よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは治療費及び、関連書籍購入に使わせていただきます。