【弁護士無し、精神的苦痛で20万円の勝訴】民事の本人訴訟(裁判)。退去立会で暴行・監禁、高額請求されたので、腹が立って裁判してみた。
36歳の時に弁護士無しで裁判をしました。
実は民事訴訟での裁判はこれで2回目です。
1回目も弁護士無しで裁判(本人訴訟)をしております。
1回目の裁判では、判決まで行かず和解100万円で終了しました。
弁護士無しでも100万円の和解ができちゃうんです。
証拠次第ですが、しっかりした証拠があれば、弁護士無しでそれなりに勝てます。
もし弁護士ありで同じ100万円だったら半分くらいは持っていかれます。
手元には50万円しか残らないんです。
1回目の裁判の時のお話をします。
和解での解決の為、詳しい事は言えなくなっています。
その条件の為の和解、円満解決という意味もあります。
1回目の裁判では、理系人間で法律のほの字も分かっておらず、本当に不安だらけでした。
当然、弁護士に頼んで裁判する気満々でした。
ネットで色々調べたり、本を買ったり。弁護士に会いにも行きました。
始めは裁判について右も左も分からない人間です。
訴訟や訴状という言葉すら知りませんでした。
まず、ネットで弁護士を探すため、色々と検索します。
訴える内容に強い弁護士を探す必要があります。
〇〇被害にあったので「〇〇 弁護士 大阪」という感じでしょうか。
過去の判例もたくさん調べました。
そして、その弁護士事務所に電話して、アポイントを取ります。
3件くらい周りました。
1件目は
兵庫の姫路の先生のところです。
この先生は〇〇の被害者の会みたいなものを作っており、非常に頼りになる先生ということでした。
私は大阪市に住んでいたので、姫路までは高速で2時間ほど必要でした。
しかし、必死だったので、遠くてもアポイントを取り伺いました。
そして色々相談をしました。
凄い良い先生で、頼りになりそうな人だったので、お願いしようかと思いました。
しかし、兵庫の姫路の先生であり、大阪での裁判であると、大阪に毎回出向かわないといけないのと、打ち合わせが大変な面がありました。
先生自体もかなり忙しい方で、大阪での依頼は難しいとのことでした。
2件目は大阪の近場の先生のところに相談に行きました。
仕事後の夜の10時くらいに行った記憶があります。
大阪の弁護士とお会いして、こちらの事情の話をします。
そして「んー、まあまずはすぐに契約を解除して、すぐに裁判した方が良いね。」などと言われます。
相談料として1回5,000円ほど支払いました。
具体的に何のアドバイスも貰っていないのに、結構取るなーって感じです。
この先生はなんか相性が悪そうで、やめとこうとなりました。
次によく耳にする「法テラス」にも行きました。
冒頭で言いますが、これはひどかったです。
この「法テラス」の仕組みもわかりました。
なんて無駄な時間を費やしたのだろうと腹ただしく感じました。
まずは「法テラス」のサイトに入り、相談の予約をします。
2週間ほど先でアポイントを取りました。
そして、大阪の相談所に行きます。
受付を済ませて、待ちます。
多くの方が待っているので、「こんなに多くの人が相談に来ているんだ」と感心しました。
そして、呼ばれて部屋に入ります。
10畳くらいの部屋でしょうか。
机があり、弁護士と話をします。
その弁護士に事の経緯を説明します。
そして言われたのが、「これって自分が悪いんでしょ?ギャンブルと同じで自分で行った行為なのに、それを返せってことでしょ?」と言われました。
さすがにカチンときました。
こいつ〇〇の事を何もわかってないなと腹が立ちました。
法テラスを利用してわかったのですが、
法テラスにはベテラン弁護士は一切いません。
仕事がまだほとんどない新人の弁護士に仕事を与えようと考えたのが法テラスなのです。
だから免許取り立ての生意気な若者が多いように感じます。
よって、専門分野の事情に詳しい弁護士なんか絶対にいません。
経験の浅い新人ができるのは、離婚の調停とか、浮気の慰謝料の相談対応くらいです。
法テラスで受け付けているのは簡単な案件だけです。
もし法テラスの利用を考えている方は依頼内容が難しいかどうかで判断ください。
まあ、依頼内容が簡単であれば法テラスに依頼するより自分で裁判した方がよっぽどマシと言えますが。
着手金と成功報酬の説明を受けましたが、これまた高いのです。
報酬基準というものが昔はあったようですが、今は自由に決められるようになっております。
私が言われたのは、着手金30万円と成功報酬20%です。
そんなに取られるくらいなら自分でした方が良くないか?
弁護士に払うお金がもったいない。
自分で裁判したら弁護士費用はいらない!勝てそうな見込みもある!などと安易な考えでいました。
専門知識も一切ないのに、何もしらない人間が相手のベテラン弁護士と闘おうとしているのです。
なんて無謀なのでしょうか。
しかし、結果1年ほどの裁判を行い、100万円の和解となっております。
裁判をして、腹が立ったのが、裁判官に対してです。
愚痴になってしまいますが、一生懸命準備した証拠や説明文を読んでいないのです。
毎月1回、裁判をします。
その時に軽く質問したり質問されたりします。
本当に軽い質問をしてくるのですが、裁判官は書面に書いているのにとんでもない質問を裁判官はしてきます。
「いやいや、書面に書いてるやん。絶対読んでないやん!」
「こっちは真剣に裁判してるのに、ちゃんと最低限の書類チェックくらいしてから裁判に来いよ!」って何度も怒りを覚えました。
最終局面での証人尋問裁判では私の提出した書面すら持ってこなく、内容が分らないなどで裁判が進まなかった時もありました。
裁判ってこんな適当で良いんだって感じました。
本当にざっくりしてて適当です。
今回は2回目なので、比較的要領よくできたのと、大きな勝訴につながったと思われます。
その経緯を嘘偽りなく詳しく記事にしております。
1回目で培ったノウハウが全面に活かせる裁判でした。
よって、精神的苦痛だけで20万円の勝訴となりました。
本来精神的苦痛で裁判しても、良くても10万円です。
相場は5万円ほどです。
ほとんど勝てる事もありません。
けど勝てたのでご紹介します。
トラブルで困っていたり、騙されたり、お金が返ってこない場合はすぐに裁判をするべきです。
しかも、本人訴訟での裁判は本当に簡単で誰でもできます。
しかも安い!
請求額が10万円までは1,000円でできます。
100万円の訴えだと10,000円です。
30万円までだと少額訴訟と言って、1日で終わります。
弁護士費用は高額ですが、弁護士に頼む必要のないくらい簡単です。
この記事を読んだら
・裁判所の凄い裏事情がわかる。(結構面白い)
・消費者相談センターの対応がかわる。
・法テラスの仕組みと事情がわかる。
・裁判の手続き・流れの簡単さがわかる。
・交渉の仕方がわかる。
・弁護士がいかに必要なく、無駄金だとわかる。
・将来、お金のトラブルがあればすぐに裁判ができるので、トラブルでの言い争いやストレスは無くなる。
・裁判でいかに勝つかのポイントがわかる。
・「控訴」の手続きと流れ、雰囲気などがわかる。
・裁判所の人権問題がわかる。
この記事を読むことで、一番のメリットは「裁判でいかに勝つかのポイントがわかる」です。
これは本当にメリットになります。
相手は嘘ばかりつきます。
その嘘を裁判官は信じます。
その嘘を否定しても証拠が無い限り否定になりません。
その嘘によってお金が返ってこなくなります。
相手の明らかな嘘なのに、こんな理不尽な事はありませんよね。
しかし、嘘をつかせる前に、「嘘を言わせない方法」があります。
それを知っているだけで大きく勝敗は変わります。
それを知っているだけで、勝訴です。
弁護士はこの方法は教えてくれません。
教える事で商売にならないからです。
ぜひ知ってほしい方法です。
裁判の内容を簡単にご説明します。
引っ越しによる「退去立会」は誰もが経験している事だと思います。
そこで理不尽な事を言われたり、無駄に請求された人も多くいらっしゃると思います。
これから高額請求される可能性もあるかもしれません。
泣き寝入りして高額退去費用を払った人もいるでしょう。
そんな方は今後の為にぜひ読んでください。
強気に退去立会ができます。
また、金額も大きく抑えることができます。
退去立会だけではありません。
あらゆる交渉事にも同じ事が言えます。
裁判の仕組みや方法を知っていれば、金額交渉で揉めたら強気で攻められるのです。
誰もが欲しい能力でしょう。
裁判でのやり取りを事細かく記事にしているので、もしかしたら裁判所から業務妨害等で連絡があるかもしれません。
損害賠償を請求される可能性もあるかもしれません。
裁判の裏事情が本当にわかる内容だからです。
裁判の内容を知らない人が多くいるもの事実です。
裁判って本当に単純で誰でもできる作業だと思いました。
裁判官もしかりです。
「裁判官ってこんな適当なんだ」「楽な仕事だなー」ってことが多くありました。
逆に「こっちは真剣なのに、なんでそんな適当に雑に仕事を淡々とするの!」って怒りを覚えたこともありました。
色々な事を書いているので、私はこの記事を公開することで相当のリスクを背負うと思っています。
そんなリスクを背負っていますが、どんな裁判がされているか、知る権利は皆さんにあると思っております。
本当にドラマみたいなのか?気になっている人は多くいらっしゃると思います。
訴える方は良いですが、訴えられた方は不安で仕方ないと思います。
まったく見覚えがなかったり、理不尽なことで訴えられることもあり、多くの方は経験することでしょう。
不安で不安で眠れないと思います。
しかし、この記事を読んで少しでも気楽になって頂ければ本望です。
少しでも助けになればと思っております。
また、20万円の勝訴していますが、経験をしたくて「控訴」もしています。
この「控訴」の流れも記事にしており、「控訴」したらどうなるの?どんな流れになるの?と気になる人はぜひ参考にして頂き、自分が控訴するかしないか判断して頂ければと思います。
最高裁までいきたかったですが、無理でした。
その理由も書いています。
よければ読んでください。
この民事訴訟の後に「刑事告訴」もするつもりで、被害届を警察署に提出しました。
すると、逆に相手に被害届を出されて私は容疑者となってしまいました。
容疑者になり、取調室で取り調べを受けた全貌を別の記事にしています。
よければ、そちらも読んで見てください。
https://note.com/fighter14/n/ne3757cf354bb
まず裁判についてのポイントをご説明します。
裁判は1年くらいかかります。
ネットで調べた方も多いでしょう。
実際には早くて1年の方が正しいかと思います。
「1年も裁判するの?」「めちゃくちゃ大変だな」って思われる方がいると思いますが、実際はそうでもありません。
まったく大変ではありません。
ざっくりですが、毎月1回ずつ裁判を行います。
おおよそ年間で12回くらいの裁判でしょうか。
しかし、相手の弁護士の都合や裁判所の部屋の空き状況、私の都合を合わせないといけないので、予定が合う日程が限られてきます。
そのため、2ヶ月後になったりもします。
そして1回の裁判はどれくらいの時間かというと、10分程度です。
「えっ10分だけ?」と思われると思います。
ドラマなどでは、「異議あり」などとバトルを想像している人は多いと思います。
これは最終の証人尋問の裁判の時だけです。
途中の経緯の裁判は10分くらいで終わります。
言い合いはしません。
何をするかというと、ほとんど何もしません。
なので本当に無駄で行く必要が無いくらいです。
いつも効率が悪いなーと思いました。
しかも10分程度で12回ほどです。
効率よくすれば3ヶ月くらいで終わると思います。
それを長々とするのですから、よくわからない仕組みですよね。
10分の裁判の内容ですが。
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