オススメの本との付き合い方
普段、どれくらい本を読んでいますか?
読むとしたらどうやって本を選んでいますか?
どんな読み方をしていますか?
今回は、本を読む人も読まない人も知っておくといいかもしれない、本との付き合い方を紹介します
速読ではなく熟読する
「いっぱい読まないといけない」と思わずに、内容を少しずつ頭に入れていくように読むことです
目次を見て、読む部分を選ぶ「つまみ食い」をすれば、必要な情報を速く取り入れることができます
でも、人の話を聞く時は目次なんてないし、聞き飛ばすことはできない
(いつの間にか寝てしまって、時間が過ぎていることはあるけれど…)
「本も、人の話を聞くように読めばいいのでは?」という考えです
1つ1つ理解しながら読むことで頭に入ってきやすくなり、付箋やメモも不要になります
付箋を貼る・メモを取る度に、本を読む手を止める手間が減って楽ちん
どのみち、読むのに慣れてきたら、読むスピードは自然と上がってゆくと思うので、THE「急がば回れ」なやり方かもしれません
内容そのものだけでなく文章の背景にも着目する
言葉を表面的になぞるだけでなく、言葉の裏側にあることも想像してみるといいかもしれません
エッセーや自己啓発書だと、筆者の想いや経験が書かれていますよね
同じような要領で、「どんな想いや価値観をベースに書いたんだろうか?」と考えてみると、「もしかしてこういう人なのかな?」と想像ではあるけど面白いです(note等、web上の記事もしかり)
古い本だと、政治・経済、文化、人々の暮らしなど時代背景に想いをはせるのもいいです
例えば、『森の生活』という本では、「学生は月数万円の部屋を借りているが、数万円あれば家がセルフビルドできる。学生にこそDIYをオススメする!」みたいな文言、働くことへ疑問を示す文言が出てきます
私は歴史に明るくないので、正確なことは言えませんが
「ソローさんの時代も、労働に駆り出されて、大変だったのかな?」と、故人が生きた時代の空気を考えると、「学生はDIYせえ!」と諭されているのに、親近感が湧いてきます
10冊読みっぱなしよりも3冊読んで3冊アウトプット
読んでも、使わなければ自分のものになりません
自戒の念も込めて、アウトプットすることをオススメします
感想文として文章にするもよし、家庭菜園で実際に試してみるのもよし
「アナ―カ・フェミニズムっていう、誰もかれも巻き込んで支配に立ち向かう思想があるんだよ」と友人に話すのもよし
自分のやりやすい方法で、楽しく形にするのをオススメします
▼本当に面白かったので、無条件に推します
向き合い方次第で本は人生のおやつ以上になる
どのように読み、活かすかで、1冊をモノにできるかが変わってきます
それぞれに合った方法で、本を味わいましょう
では、また
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