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カール日記 5
1階の仕事部屋で仕事中、2階でガタンっと何やら音がしました。
驚いて上がってみると床に血!
カールが吐血!!
しかももうほとんど動けないのに、自分で下りて、吐いて、またテーブルまで上がったらしい。テーブルに敷いたバスタオルの上で、息も絶え絶えです。
ひえーーーーー!と吐いた血を観察しつつ拭いて、すぐに病院に電話。
幸い待ち時間なくすぐに診てもらえました。
「ここまで腎臓が悪いと、もう胃とか腸はただれてるんです。カールちゃんの数値はすでに考えられないくらい悪いので、とっくに血を吐いたり、昏睡状態になってもおかしくないので、
それでもご飯を食べるって本当にすごいです」
なんと、これは想定内なのか!生きてるのが不思議というレベル。
先生も私も承知の通り、あとは緩和してあげるしかないので、
「点滴に気持ち悪くならない薬と脳に影響が及ばないような薬を入れて打ちましょう」
とすぐに処置してくれました。
我が家から徒歩5分で行ける病院
先代のシロからお世話になっている先生。本当にこの先生に救われています。
動物病院なんて、悪く言えば言い値でぼったくりか?と思うような病院もあるのに、診察料も良心的だし、ほとんど診察しなかった時は、診察料もとりません。
説明も的確で、わかりやすくて、それでもいろんな飼い主さんがいるから、何回も同じことを言わなければならないのが習慣になっているところがありますが、何よりも先生の診察の椅子のボロさを見ると、本当に誠意ある仕事をしてくださっているのがわかります。
フィガロとカールは近所のホームセンターで売られていました。
そのお店の担当医もしていたので、うちが二匹を飼って、初めて検診に連れて行った時も
「ああこの子たちお宅に行ったんですか。いい子達ですよ」
と言ってくださり、それ以来17年
先生もきっとこの椅子くらいすり減っているのだろうと思いますが、いつも変わらぬ診察をしてくださいます。
思えば動物は口を聞かないから、痛いとも苦しいとも言えないし、連れてくるのは飼い主だから、どうしていいのか不安を抱えるばかりだし、人間の病院とは違う難しさもあるのでしょう。そんな中で本当に信頼できる先生と出会えるのは幸運です。
なんとかもう少しカールと一緒に頑張ろう!
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