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地方議会議員選挙への立候補者の募集を再開します!

こんにちは、FIFTYS PROJECTです!
FIFTYS PROJECTは「政治分野のジェンダー不平等、わたしたちの世代で解消を」と掲げ、自治体議員選挙に立候補する20代・30代の女性、ノンバイナリー、Xジェンダーの方々を支援しています。2023年春の統一地方選挙では、ジェンダー平等への考え方、政策が一致する候補者のネットワークづくり、勉強会や広報支援やボランティア支援などを行い、全国から29名の立候補者が参加し24名の議員が生まれました。

統一地方選挙以降も選挙が行われている自治体は全国にあります。そこで2023年8月からまた立候補者の募集を再開することになりました。対象やステートメント等をよくご確認いただき申し込みをしていただけると嬉しいです。


FIFTYS PROJECTについて

FIFTYS PROJECTは、ともにジェンダー平等を目指し活動する、自治体議員選挙に挑戦する女性たちを支援しています。政治に挑戦する女性やジェンダーマイノリティがまだ少ない現状のなか、全国で同じように選挙に挑戦する仲間とのつながりを提供し、共に学び、励まし合うコミュニテイをつくっています。以下、今後候補者コミュニティで取り組むことの予定を紹介します。

<候補者向けの活動>
・定期的なオンラインミーティング
・候補者オンラインチャット
・選挙準備CAMP(2023年11月)
・選挙準備に向けた連続講座(全6回予定、オンライン)
・政策勉強会の実施
・個別相談会の実施

対象者(条件・時期・賛同項目)

私たちは候補者のコミュニティ形成を通して、女性議員を増やすことを目指しており、そのためには選挙の時期がある程度近い候補者たちで活動することが大事だと考えています。今回は対象となる選挙を一定期間で区切らせていただき、原則2023年11月の合宿に現地参加できる方のみとさせていただきます。あらかじめご了承ください。その他条件等、以下詳細をご確認ください。

<条件>
・選挙に初めて挑戦する方
・20代・30代の女性(トランスジェンダー女性を含む)、Xジェンダー、ノンバイナリー等の方
・11月25日〜26日の合宿(都内)に参加できる方*

<対象選挙>
2024年4月〜2025年夏頃までに執行される自治体議員選挙

<賛同項目>
①選択的夫婦別姓・婚姻の平等(同性婚)の実現に賛成、推進する
②包括的性教育の普及、緊急避妊薬アクセス改善に、賛成、推進する
③トランスジェンダー差別に反対する
④女性議員を増やすためのクオータ制などのアファーマティブアクションに賛成する

*首都圏以外から参加いただく方について、交通費・宿泊はFIFTYS PROJECTが全額補助します。開催費などは寄付によって賄われています。

対象となる自治体選挙(一部)

前回の選挙から4年後として時期を見積もっているので、必ずしも正確ではないことをご了承ください。(こちらに掲載していない自治体でも、もちろんご参加いただけます)

2024年9月 福島県いわき市
2024年9月 神奈川県座間市
2024年10月 愛知県岡崎市
2024年11月 茨城県つくば市
2025年1月 埼玉県戸田市
2025年1月 福岡県北九州市
2025年2月 群馬県前橋市
2025年2月 大分県大分市
2025年3月 埼玉県富士見市
2025年3月 埼玉県入間市
2025年3月 東京都小金井市
2025年3月 静岡県静岡市
2025年4月 新潟県上越市
2025年4月 長野県飯田市
2025年4月 神奈川県鎌倉市
2025年6月 東京都あきる野市
2025年6月 愛知県西尾市
2025年7月 埼玉県三郷市
2025年7月 東京都(都議選)
2025年7月 奈良県奈良市

FIFTYS PROJECTが掲げるもの

ステートメントに加えて、FIFTYS PROJECTが掲げていることを今回明文化しました。ステートメントと合わせてご一読ください。

2022年夏、
「政治分野のジェンダー不平等、私たちの世代で解消を」と掲げ、活動を開始しました。
ジェンダー平等とは、性に基づく差別や搾取、抑圧がない状態であり、
これらは、個人の問題ではなく政治的につくられた構造的な問題です。
ジェンダー平等の実現には、現状を温存する勢力に加担しない、
対抗するフェミニストの存在が議会の中にも外にも必要です。
FIFTYS PROJECTは、構造を変えるために行動する政治家を増やし、
声を上げる人々が連帯するコミュニティです。
性差別をはじめとするあらゆる差別に反対し、家父長制の解体を目指します。
FIFTYS PROJECTでは、ともにジェンダー平等な政治を目指して活動する
自治体選挙の立候補予定者と議員の方々をリストにして紹介しています。

ステートメント

初めて女性が国会議員になった1946年、466人中39人の女性が衆議院議員になった。
2021年の衆院選、当選した女性は465人中45人、比率はわずか9.7%。
この75年で増えた女性衆議院議員はわずか6人ということになる。
政治のジェンダーギャップ146ヶ国中139位、日本が極端に遅れているという現実。

女性も投票、立候補できるという男女平等実現への一歩に心を躍らせた人たちは、 こんな75年後を想像していただろうか。
選択的夫婦別姓、同性婚はまだ実現していない。性教育、緊急避妊薬、人工妊娠中絶へのアクセスは限られる一方、性犯罪に関する刑法では被害者の立場が圧倒的に弱い。男女の賃金格差、セクハラ、根強い性別役割分業・規範も解消されていない。個人の選択と権利が守られ、自分らしい人生を歩める社会には程遠い。

ここからの75年、次の世代に、もっとフェアで平等な、生きやすい社会を残したい。
そのために政治分野のジェンダーギャップをわたしたちの世代で解消を。
まずは女性の地方議員を増やすこと。
その先に、女性の国会議員が増え、女性総理大臣の誕生がある。
2022年現在、地方議員の女性比率は14%
20・30代の女性比率を見ても18%に過ぎず、
このままいけば、私たちの時代に、ジェンダー平等は実現しない。

立候補しよう。
私たちの人生に「政治家」になる選択肢を。
これまでの男性と同じように振る舞えることがジェンダー平等ではない。
政治の在り方を一緒に変えていこう。

応援しよう。
応援したい政治家がいないなら、一緒に動いていこう。
投票以外にも、私たちができることがたくさんある。

女性参政権獲得から75年を経て、先人たちの努力のおかげで、今の私たちがある。
政治の場に勇気を持って踏み込もう。
新しい景色ーNew Sceneを、地域から、私たちから、一緒につくっていこう。

対象:ステートメントに賛同する20代・30代の女性(トランスジェンダー女性を含む)や、Xジェンダー・ノンバイナリー等の方

立候補者応募フォーム(10/31まで!)

以下のフォームはFIFTYS PROJECTに参加し、政治分野のジェンダー平等の実現に向けて積極的に活動したい候補予定者を対象とした書類審査の応募フォームになります。この書類選考を通過された方とはオンラインにて面談を行います。書類審査の結果は約1週間以内メールにてご連絡いたします。
フォームの締切は2023年10月31日となります。(順次受付けますので、お早めに申し込みいただけますと幸いです。)


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