宗教的な行為


あの反骨精神も優しさも消えてしまった


だからずっと私は偶像崇拝のような行為でこれを繋いでいる

今の君は不幸そうな目でいつもわたしじゃない何かを見ていて


私の夢はいよいよ孤独な闘いのシナリオを思い浮かべる


色々なものを見せてあげたくても

君は全ての世界を拒絶するから

君の世界には何もない

もちろん私もいない


君の中には何が残っている?

そんなことすら私は知らないの


方丈記が静かに私に語りかける

君のギターに掻き消されないように

鎮静剤安定剤は古今東西あちこちにいるから

貪るように本を読み

疲弊した君のありのままに輝きをぬりたくる

頑張って作ってる君という彫刻


あの頃の自分

あの頃の君

若かったという言葉で済ましたくない

権威主義に抵抗して

差別意識を消毒しようと



今君がいるのは虚無の海の底


君の夢のためなら何でもできるのに



なんだってできんのに


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