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レスター第11週 歴史に泥を塗ったりナショナルトレセンに行ったり

今週は授業は少なめだった反面、週末は喜怒哀楽に満ちていました。

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卒業後の就職先について考える

月曜と火曜はスポーツ業界のヘッドハンターの方から今後の就職活動についてのレクチャーを受けました。人に直接会うことや、日常生活の中における情報収集の大切さなど11年前の新卒就職活動で自分が怠ったことを多々思い出したからこそ今回はその経験を生かさなけれいけないと肝に銘じました。

他にもいかにシンプルな言葉で物事を相手に伝えるかなど、常に苦戦していることも思い出したり。どれもこれもまずは自分の頭の中で整理すべきことであり、毎週noteを更新する習慣が実はとても助かっています。

会計の短期集中講座

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1月からのミラノでの授業に向けた準備として、会計講座と試験が実施されました。内容は簿記三級をそのまま英語にしたもので、渡欧直前に簿記三級を取得したことがとても役に立つはずが… 仕分けやら貸借対照表を書くにあたり、質問文を読みながら英語から日本語に「減価償却累計額」や「繰越利益余剰金」などと翻訳していたら時間が足りないので英語でそのまま覚えようとしたものの大苦戦。

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金曜日に実施された試験の前日は終日オフになり自室にこもってヒーヒー言いながら過去問をひたすら解いては解説を読んで頭に叩き込んでいたものの、夕方には頭がショートしたので近所のジムで軽く運動したらめちゃ爽快でした。肝心の試験は先生の引っ掛け問題に気付いたものの、解釈することに苦戦して撃沈。1月からのミラノに向けて心配が募ったものの、同じような同級生が多くホッとしたのも事実です。

イギリス最大級のクリスマスマーケット

5月末にフランスはアヌシーで開催される「マキシレース」という大会のリレーマラソン部門に同級生と出場する予定です。89kmを4人で走るのですが、英文の健康診断書が必要なため、会計の試験の後にレスターから電車で50分のバーミンガムにて健康診断を受けてきました。

健康診断を受けてすぐにレスターへ戻るのも味気ないので、バーミンガムで開催中の「イギリス最大級」と評されるクリスマスマーケットへ。

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典型的なヨーロッパっぽい雰囲気を満喫するはずが、1人で来る場所ではないと認識して妻にテレビ電話。便利な時代になったもんです。

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金曜日だから早めに仕事を切り上げたのか、観光客以外にもスーツ姿の方も多く、とても賑やかでした。私は週末の大一番に向けてビールも我慢したものの、非日常な場所での散歩は良い気分転換になりました。

FIFAマスターの歴史に泥を塗る

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リバプール大学院のフットボール産業MBA(FIMBA)の皆様と毎年行われている定期戦でFIFAマスターは初対戦から10年ほど勝ち続けて優勝杯を保持し続けていました。昨年まではレスターでの一発勝負だったものの、今年からホーム&アウェーに変更されて臨んだアウェー開催の第1戦は1-3の敗戦。

逆転するには2-0もしくは3点差をつけての勝利が必要だった今週末の第2戦。45分ハーフの試合で私は0-1とリードされた前半30分ごろから計60分、左サイドバックで出場。膝や足首の痛みなど気にしている場合ではなく、とにかく先輩たちが築いてきた歴史に泥を塗るわけにはいくまいと思いながらプレーしたものの2-4で完敗。

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2試合合計3-7でボロ負けしましたが、試合後には今回もパブへ移動して様々な国から集う同志たちとビール片手にお互いの将来の目標を話したり「次は仕事場の同僚として再会したいね」という熱い言葉を交わしました。

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今後「初めてFIMBAに負けた代」と呼ばれるであろうものの、同じ志を持って留学している方々との交流はやはりいいもんでした。

また、34歳になっても優勝杯がかかったサッカーの試合に向けて放課後にジムへ行ってリハビリをしたり、「早く治ってくれ〜」と願いながらタイガーバームを脚に塗りまくったり、外食を控えたり、イメトレをしながらスパイクを磨いた時間はとても楽しかったです。

イングランドのナショナルトレセンにてフットサル観戦

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スイスはローザンヌにてIOC(国際オリンピック委員会)が設立した大学院AISTS(Académie Internationale des Sciences et Techniques du Sport)に通う高野佑さんがお声掛けくださり、イングランドのナショナルトレセンで開催された英国4カ国のフットサル対抗戦を観戦。

※詳細は高野さんのツイートもご参照ください。

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ナショナルトレセンの施設も一部見学させてもらったのですが「マンチェスターシティと同じぐらいすごいかも」というのが正直な感想でした。全てを見たわけでないので断言はできないものの、マンチェスターシティがイングランドのナショナルトレセンと同等以上の練習設備を備えているかもしれないという事実に驚愕。

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観戦に訪れていた同級生たちとも合流し、協会関係者の方にも挨拶をさせてもらうなど出会いに恵まれた週末となりました。何よりも私だけでなく、同級生たちを高野さんに紹介できて嬉しかったです。FIMBAの皆様と同じく、学校は違えど仕事を辞めてヨーロッパに集う同志たちはすぐに仲良くなれて熱いです。

高野さんのNoteはこちらです。

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試合後には隣接されているヒルトンホテルを散策。バーには歴代の盟主たちの写真が飾られていたり、代表戦で50試合以上プレーした選手たちを讃えるプレートもあり、日本のナショナルトレセンである福島のJヴィレッジや大阪のJ Green堺の宿泊施設も訪れたいなと思いました。

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12月になりレスターでの日々も残り3週間。試験は一段落したものの、卒業研究の概要プレゼンや来週と再来週はPRやメディア関連の授業&プレゼン課題が待っています。

まだまだ気は抜けませんが、楽しみな冬休みに向けて引き続きガンバります。

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