福岡インディペンデント映画祭(FIDFF)

FIDFFは、2009年スタートした国内外の自主制作映画を中心に上映する映画祭です。作品の上映を通じてクリエイターの方の発表の場と交流、そして育成を目的としており、また釜山や台湾の映画祭と交流を続けています。Noteでは自主制作映画の魅力や映画祭の様子などをお伝えいたします!

福岡インディペンデント映画祭(FIDFF)

FIDFFは、2009年スタートした国内外の自主制作映画を中心に上映する映画祭です。作品の上映を通じてクリエイターの方の発表の場と交流、そして育成を目的としており、また釜山や台湾の映画祭と交流を続けています。Noteでは自主制作映画の魅力や映画祭の様子などをお伝えいたします!

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    福岡インディペンデント映画祭2020開催レポート

    11月19日(木)~23日(月)の5日間に渡り、福岡インディペンデント映画祭(以下、FIDFF)を開催し、無事に閉幕することができました。 ▼福岡インディペンデント映画祭 2009年スタートした自主制作映画の上映を通じて、国内・海外の映像制作者の発表と交流、育成を進めること目的とした映画祭です。 「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」の協賛企画としてアジアの映画祭との交流も積極的に行っています。 まず、観客の皆さま、作品出品者とスタッフ・出演者の皆さま、各財団の皆さま、今年

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      • 【インタビュー】小ネタがモルだくさん! 見里朝希監督が『モルカー』の先に見据えているもの

        昨年、福岡インディペンデント映画祭(FIDFF)ではプログラムの1つとして見里朝希監督特集を実施。見里監督が学生時代に制作した『恋はエレベーター』から、WIT STUDIOで制作した『Candy Caries』までの6作品を上映しました。 もちろんその6作品の中にはシンエイ動画と制作した『PUI PUI モルカー』も。当日は『 #モルカー 』にも出演の見里瑞穂さん(監督のお姉さん)が、モル声優にしてご先祖さまこと「つむぎ」とリモート出演、先がけて行っていた「モルカー人気投票

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        • スタッフから見るFIDFFの魅力

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          • FIDFF2021 作品紹介⑧-見里朝希監督特集

            2021年にテレビ東京系の『きんだーてれび』内にて放映され、SNSを中心に子供から大人まで多くの方に注目されたパペットアニメーション『PUI PUI モルカー』。その監督・脚本を務めた見里朝希監督による6作品の特集上映を行います。 東京藝術大学大学院アニメーション専攻の修了制作作品として制作され、国内外で多くの賞を受賞したフェルト人形アニメーション『マイリトルゴート』(2018)や武蔵野美術大学在籍時の卒業制作『あたしだけをみて』(2016)。 また『PUI PUI モル

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            • FIDFF2021 作品紹介⑦ - 『宮田バスターズ(株) -大長編-』

              ファンの皆さま、長らくお待たせいたしました…! 2019に発表された短編版が各地の映画祭やDOKUSO映画館などで大人気の『宮田バスターズ(株)』の大長編が、FIDFFで「特別先行試写」の形でお披露目できることになりました! 今回の特別先行試写は監督の坂田敦哉さん、そして11月20日から先陣を切って公開する池袋シネマ・ロサ様のご厚意で実現したものです。許可をくださった坂田監督、池袋シネマ・ロサ様に心から感謝申し上げます。 前作『FIGHTINGCAMERAMAN』が、F

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              • FIDFF2021 作品紹介⑥ - 台湾短編映画特集

                はじめに今年からの試みとして台北にある国立台北芸術大学の映画制作学科が主催する学生映画祭「關渡映画祭(關渡電影節,Kuan-Du Film Festival)」と交流上映を実施いたします。すべての作品が日本初上映です。 台北芸術大学は台北市の北部に位置する国立の芸術大学です。 美術学科や舞踊学科など複数ある専攻の一つとして映画制作学科(Dept. of Filmmaking,ここでは映画制作学科と訳します)があり、大学がある場所「關渡」にちなんだ「關渡映画祭」を2009年か

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                • FIDFF2021 作品紹介⑤ - 九州ドキュメンタリスト特集

                  なぜFIDFFでこの特集をするのか FIDFFでは2017年から、ノンコンペの年は必ずテレビドキュメンタリーの特集を企画しています。 なぜインディペンデント映画祭でテレビ作品を?と思われるかもしれませんが、特に深夜帯に放送される無スポンサー作品の多くは、各局に在籍するディレクターやプロデューサーの個人的熱意によって、仕事以外の時間を捻出して撮影・編集された作品が多く存在します。つまり、制作過程が自主映画に近いのです。 近年は『はりぼて』(富山チューリップテレビ)、『夢は牛

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                    なぜFIDFFでこの特集をするのか FIDFFでは近年、『私は渦の底から』(監督:野本梢)、『カランコエの花』(監督:中川駿)、『老ナルキソス』『帰り道』(監督:東海林毅)などの優れた作品が応募され、「レインボー賞」も映画祭に欠かせない重要な授賞カテゴリーとなっています。 今回のFIDFF2021では、日本、台湾、フィリピンのアジア3か国で作られた、トランスジェンダーが主人公の短編映画3作品を特集上映します。 セクシュアリティやジェンダーに関する様々な単語が一般化する一方

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                    • FIDFF2021 作品紹介③ - 『稽古場』

                      はじめに福岡インディペンデント映画祭2021(以下、FIDFF2021)で上映される招待作品についてご紹介します。第二弾として今回は『稽古場』です。 本作は、コロナ禍で大きなダメージを受けたエンタメ従事者のために、第一線で活躍で活躍する3人の監督が発起人となったプロジェクトです。演技ワークショップに参加した俳優を起用し、同条件の予算・時間・設定のもと「稽古場」を舞台に短編オムニバス作品が制作されました。 この記事では、映画が作られたきっかけやあらすじ、わたしたちがこの映画を

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                      • FIDFF2021作品紹介② 『おっさんずぶるーす』

                        はじめに今回より福岡インディペンデント映画祭2021(以下、FIDFF2021)では招待作品についてご紹介します。第一弾として今回は『おっさんずぶるーす』。 本作は「日本映画、おっさんがメインの作品がもっとあってもいいんじゃない?」と考えた7人のおっさん監督が、おっさん俳優を主演に据えて、おっさんへの応援歌として制作した短編オムニバス映画です。 この記事では映画が作られたきっかけだけでなく、そしてわたしたちがこの映画を上映する理由、各監督や作品についてご紹介します。 (

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                        • FIDFF2021作品紹介① - FIDFF2020受賞作

                          福岡インディペンデント映画祭2021では招待作品だけでなく、昨年の受賞作品を再びじっくりと観ることができます。 この1年で更に評価が高まった作品もあるし、大ブレイクしたあの俳優さんの監督作も…!更には新バージョンのお披露目もあったりと、2度目でもおいしい作品が目白押しです。 ここでは上映日ごとに、昨年の受賞作をご紹介します。 10月29日(金)第1プログラム『はらいそクラブ』(山岡聡、81.19min) 2021年の開幕作は、昨年の企画賞『はらいそクラブ』です。 大阪

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                          • 【初めてのガイド】福岡インディペンデント映画祭ってどんな映画祭?自主制作映画とは?

                            はじめにわたしたちは福岡インディペンデント映画祭(以下、FIDFF)という、自主制作映画を中心に上映活動を行う団体です。このNoteではFIDFFについてだけでなく、「自主制作映画(以下、自主映画)とは何か?」ということも簡単にご紹介したいと思います。 FIDFFってどんな映画祭なの? FIDFFは2009年、自主映画の上映を通じた国内外の映像制作者の発表と交流、育成の場づくりを目的に始まりました。 惜しまれつつも昨年終了した「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」の協賛企

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                            • 【FIDFF2020特別プログラム】犬童一心監督のムービー・ラボ

                              2012年に始まった、犬童一心監督をお迎えしてのコンペ年恒例の公開プログラム「犬童一心監督のムービー・ラボ」。7回目を迎えた今年は、最終日の11月23日(月)14時~16時に映画祭会場の階下にある六本松蔦屋書店のイベントスペースで開催しました。 会場入り口にディスプレイした、蔦屋書店でレンタルされている犬童一心監督の過去作品DVDを目にして足を止める人も多く…(特に、嵐のファンと思しき母娘など…) 一昨年までとは異なるスタイリッシュな雰囲気で、参加者が気持ちよく話すことが

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                              • FIDFF2020授賞式&準グランプリ・グランプリ作品上映レポート

                                11月22日18時からの第1会場・第5プログラムは授賞式。犬童一心監督をはじめとするプレゼンターも授賞者も勢ぞろいし、各作品関係者も集合して会場は大賑わい。 司会は学生時代にFIDFFでスタッフも経験し、先日はミスジャパン福岡代表にもなった吉田ひかるさん。 池袋での上映を終えて、急いで飛行機に乗ったグランプリ作品『グラフィティ・グラフィティ』の松尾豪監督も間に合い、表彰では主演、そして今年のパンフ・サインボードなどのメインビジュアルとなった渡邊梨香子さん(福岡出身)が思い

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                                • 【FIDFF2020特別プログラム】釜山独立映画祭 招待作品上映レポート

                                  11月の三連休中日となる11月22日は、釜山独立映画祭からのセレクション上映でスタートしました。 福岡インディペンデント映画祭と釜山独立映画協会の交流は今年で12年目。互いの推薦作品を映画祭で上映するのはもちろん、監督や関係者が来場してのトークイベントなども例年は実施しております。 今年は新型コロナウイルスの影響で、残念ながら作品関係者の来場は叶わなかったものの、初めての試みとしてビデオメッセージ付き上映を行いました。 ソウル国際プライド映画祭の支援を受けて制作され、昨

                                  • 【FIDFF2020特別プログラム】中村哲医師 追悼上映会レポート

                                    2019年12月4日、長らくパキスタン・アフガニスタンで診療所の運営や用水路建設などの活動を行っていた医師・中村哲さんが不意の襲撃によって亡くなりました。 中村医師が福岡出身であること。映画祭の開催期間が一周忌に近いこと。そして長年に渡り、日本電波ニュース社の谷津賢二さんによって多くの映像記録が残されていること。中村医師の活動が、国や国連の事業とは異なり、多くの民間人の支持と協力をベースに行われた「インディペンデント」なものであったこと… などを鑑みて、福岡インディペンデ