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福岡インディペンデント映画祭2020開催レポート
11月19日(木)~23日(月)の5日間に渡り、福岡インディペンデント映画祭(以下、FIDFF)を開催し、無事に閉幕することができました。
▼福岡インディペンデント映画祭
2009年スタートした自主制作映画の上映を通じて、国内・海外の映像制作者の発表と交流、育成を進めること目的とした映画祭です。
「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」の協賛企画としてアジアの映画祭との交流も積極的に行っています。
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑲(1106-P4,5)
本年度の映画祭の最後は、ゲストとして来場されるダンサー・田中泯さんが関わった2作品を上映します。
先に上映するのは、田中泯さんがナレーターを務めたテレビ信州の『チャンネル4「カネのない宇宙人 閉鎖危機に揺れる野辺山観測所」』。2020年にNNNドキュメントで短縮バージョンが全国放送されて評判となり、科学技術映像祭やギャラクシー賞など多数の映像・放送賞に輝いたTVドキュメンタリーの傑作です。
そ
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑱(1105-P5)
11/5(土)第5プログラム(19:00~20:10)
グランプリ作品上映
(画像クリックで作品ページに飛びます)
『ストレージマン』(監督:萬野達郎、39.59min)
この2年半の世相を色濃く反映しつつ、ミステリアスさ、謎も含んだリアリティ溢れる展開。実際に追い詰められ命を失った人たち、今も再起できない人たちの存在を想像せずにはいられない。
一方で、弱さ、根拠のない楽観、打算、卑小なプ
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑯(1105-P3)
11/5(土)第3プログラム(14:20~15:55)
40・60分部門最優秀作品上映
(画像クリックで作品ページに飛びます)
『いろとりどりの』(監督:加藤大志、33.24min)
2015年『きらわないでよ』でグランプリに輝いた加藤大志監督、7年ぶりの受賞です。
俳優賞にも輝いた中村更紗さんがとにかく強く印象に残り、ラストも(観た人と話し合いたくなるような)余韻と少しの謎を残してくれま
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑮(1105-P2)
11/5(土)第2プログラム(12:15~14:05)
最優秀ドキュメンタリー作品上映
『標的』(監督:西嶋真司、99.23min)
(画像クリックで作品ページに飛びます)
既に各地の劇場でも公開中。前作『抗い』に続き、長期取材をベースにした西嶋監督(元RKB)の力作です。
ネット上の匿名言論の暴走が個人やその家族に向かった時の怖さ。政治と報道のいびつな関係。そして司法は一体誰の「人権」と「自
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑭(1105-P1)
11/5(土)第1プログラム(10:20~12:00)
'傑作短編アニメーション特集'
今回のコンペティションでとにかく目立ち、そして完成度の高さが際立っていたのがアニメーション作品(実写とのハイブリッド作品含む)。
このプログラムではその中でも特に個性が強く、鮮烈な印象を残した授賞&優秀作品7本を一挙上映します。今年度の目玉プログラムです(画像クリックで作品ページに飛びます)。
『古代
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑬(1106-P3)
11/6(日)第3プログラム(14:15~16:20)
'自主映画のトップランナー② 谷口雄一郎監督、野本梢監督'
「自主映画のトップランナー」第2弾は『純子はご機嫌ななめ』(fidff2011・40分ムービー部門グランプリ)『ゆびわのひみつ』(fidff2013・20分ムービー部門グランプリ)などの谷口雄一郎監督。
そして『私は渦の底から』(fidff2015・レインボー賞)『愛のくだらな
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑪(1106-P1)
(部門最優秀作品・グランプリ作品→特別招待上映作品を終盤に紹介するため、先に11月6日のプログラムについて書きます)
11/6(日)第1プログラム(10:20~12:00)
'若者のすがた、社会のすがた 優秀中短編特集'
「生きづらさ」という言葉がこの社会を考える上で外せないキーワードになった中、それを正面から、更には立場の異なる若者の視点から描いた2作品を上映します。
ここで映し出される
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑩(1104-P5)
11/4(金)第5プログラム(18:45~20:20)
'フライデーナイト 超強力短編特集'
うわつきがちな金曜の夜、強い衝撃を与えてくれる超強力な短編映画4本が集結した、今年度最もハードなプログラムです。
幻想、恐怖、血、裏切り、愛憎、因果…などなど、とにかく色々なものがギュッと濃縮されています。心してご覧あれ…!
(画像クリックで作品ページに飛びます)
『うなぎのジョニー』(監督:に
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑨(1104-P4)
11/4(金)第4プログラム(16:25~18:30)
'ゆる&笑撃のコメディー特集'
このプログラムはもう、完全にタイトル通り。ちょっとゆるめでバカバカしくて、でもエッジも効いている。そんなコメディー色の強い短・中編4本を集めた、約2時間の爽快なショータイムです。
コメディー賞『捨てといて 捨てないで』もこのプログラム内で上映します(画像クリックで作品ページに飛びます)。
『お願いだか
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑧(1104-P3)
11/4(金)第3プログラム(14:35~16:10)
'日常?非日常?オフビート系短編特集'
日常の中のちょっとした出来事から生まれたり見えたりするズレ、そこから生まれるおかしみ。
それらを巧みに表現した(『腰の痛さを…』はけっこう定石に沿ったコメディーではありますが)、廣田耕平監督と高島勇毅監督の楽しく素敵な短編を2本ずつ、計4作品を一挙上映します(画像クリックで作品ページに飛びます)。
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑦(1104-P2)
11/4(金)第2プログラム(12:20~14:20)
'ファンタスティック優秀作品特集②'
前日に続いて、各地で開催されている「ファンタスティック映画祭」でも高い評価を受けそうな作品を集めたプログラムの第2弾。こちらでは中長編2本を上映します。日常と地続きなようではみ出している、それぞれの作品ならではの独特な世界をお楽しみあれ(画像クリックで作品ページに飛びます)。
『オトギネマ』(監督:難
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑥(1104-P1)
11/4(金)第1プログラム(10:20~12:05)
'秋の朝の個性派短編特集'
前夜に続き、今度は昼までのひとときを充実させてくれる個性的な短編4本を集めました。恋あり、争いあり、葛藤あり。様々なドラマと感情が詰まったプログラムです(画像クリックで作品ページに飛びます)。
『こんなのどうせ初恋なんかじゃない』(監督:クラノマサキ、19.09min)
こういう手法も大歓迎。リズムのよい
福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑤(1103-P5)
11/3(木・祝)第5プログラム(18:40~20:30)
'秋の夜長の個性派短編特集'
休みをつなげて四連休にする人も多そうなこの日。なかなか巡り合わない木曜祝日の宵に、日常を逸脱した不思議な時間を体感できるプログラムです。着地点を簡単に想像させてくれない短・中編4本を連続上映します(画像クリックで作品ページに飛びます)。
『卓上フェス』(監督:ヤマダダイキ、0.50min)
上映時間