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苦心希求論

  今日はすこし、わたしの心の中のお話をしたいです。
重くなること、今だけ弱くなることを許してください。
こんな話、今日しかするつもりはないので。
描き殴り、駄文500%です。

  辞めたい。嶺葉として生きること諦めたい。
最近、心のどこかに燻るこんな想いがあります。

前まであれほどの熱量、熱情で描いていこうとしていたはずなのに。
それがばったりどこかに消えてしまって。

  描こうとして描けなくて。
プロットをただ無駄に黒くそして赤に染める。
どうしようもなくなって、
ひとり勝手に追い詰められて。
自分ひとりが苦しい想いをしているという物語の主人公になりながら、悲劇のヒロインごっこを続ける。
そして諸々が積み重なり折り重なった結果起こす過呼吸。
眠れなくて起き続けnoteの下書き、もとい駄文しか生み出さない作業から顔をあげ、気づけば午前4:00。

「ここまで自分を追い詰めて、精神を壊してまでやるほどのことじゃない」
ある人が言った。
またある人は
「身体が壊れたら何もできないんだよ。そんなことより自分を大切にして」
そんなことを、彼女らは言っていた。

きっと善意からくる故の言葉だった。はず。

そんなこと。
追い詰めて。

  わたしのしてきたことは、そんな稚拙なひとことによって片付けられてしまうのか。
低脳なことばでしか人を罵ることができない貴女たちに。
活動のことを話した覚えすらない、
勝手に私のしてることを覗いて。暴いて。
リアルでも顔しか知らない、義務的にかつ事務的にしか関わることがない貴女たちに。何がわかる。
気にしない、気にしない。
そうやって受け流して、振り払ったはずだった。
およそ1ヶ月前の出来事だった。

  傷ついてないふりして傷ついたその跡を
隠そうと、見過ごそうとして小説に熱を注いだ。
なんでもない顔をして取り揃った笑顔を絶やさずに送る、目の前で営まれる『普通』の日常をどこか離れたところで冷めた眼でみつめていた。
自分の中で息のうまく吸えなくなる感覚は、無視。
喉元に覚えたなにかが詰まるあの異物感も、無視。
いつかの日の捨ててきたはずの負の感情も、無視。
跳ね返ってきた反動は、ちょっとやそっとじゃなくて。
自分ひとりで抱え切れるようなものじゃなくて。

  いつもの日々を過ごすのも優性的な息苦しさ、
うまく息が吸えなくなって入ってこなくなる感覚が伴い、付き練う。
ふとした瞬間、心は浮かんでなくて。
楽しいはずの時間もそれは動くことはなくて。
気づくと耳の奥で鳴り響く甲高い耳鳴り。
面白いほどに食欲は湧かなくなり食べ物、固形物を一切として受け付けなくなった。
食べても量という量は摂ることはできなくて、食べても戻してしまう。
限りなく制限される中で。少なくとも口にできていたゼリーや、スープ。それすらもまともに食べれなくなった時期があった。
もともとうまく睡眠をとれる方ではなかった、今まで。
極限まで起き続け、意識を飛ばすようにして眠る。
短い眠りの中に悪夢を見て、飛び起きる2時間後。
陽も昇らないような時間に目覚めるそれに、さらに拍車がかかった。
吐き気、めまい、目の奥を挟られるような頭痛は日常的なものになった。

  楽しくて、自分からやりたいと言って始めた、
合唱、ピアノ。テニス。創作。
全てにおいて、気力が無くなった。
無くしてしまった。

今では音に触れることすら億劫になっている自分がいる。
まだ続けたいと、思っているはずなのに。

風を切り、ラケットを振り抜く。
向かってくる球を打ち返す、ガッドに当たる感触が心地よかった。

本当はまだ、描いていたい。
やっとみつけた唯一の居場所。
生きていたいと、想えた。想うことができた。
み、と打つだけで「嶺葉」の名前を1番に候補に挙げてくる予測変換に。
活動を始めてから何冊も増えたノートに、わたし自身に向けてかけられた様々な暖かさを纏うことばの数々。
今はその全てが愛おしい。

  泣きながら苦しんだあの日は決して無駄にはなっていない。そう信じたい。
眠れぬ夜に出逢った、3分55秒。その音の柔らかさに救われ、泣いた3時44分。
薄暗いオレンジに包まれながら惰眠を機械的に貪る深夜に。浅い眠りの中に貴女を、貴女の面影をみつけた。
だから、その夜だけは安心して眠ることができた。

  今だけは弱く続くなるけど。

もう少ししたら、ちゃんと戻ってきたいと思う。

  だからわたし、嶺葉は少しの間、創作、執筆、小説から離れようと思います。
執筆から離れても変わらずフォロワーのみなさんとは絡みたいし、くだらないやり取りもしたいです。
低浮上になるだけだと思うので。

  これから先、何度もこういうことあるかもしれないです。
換げ出したくなって、辞めたくなる。
だけど生きる意味だからこそ辞めたくなくて。

そんな訳のわからない感情をここに描き殴るのかもしれない。

でもそれもわたしの一部だから。
まだここで息をし続けたいです。

  ここまで、わたしのお話に、まとまりの無いことばを読んで、受け取っていただきありがとうございました。

  わたしは必ずここに戻ってくるので、その時までまた待っていてくださると難しいです。

それでは、またいつか。

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