ITコンサルの要件
今回は就職・転職活動をしている人に向けて、
ITコンサルタントやITエンジニア(SE)に
求められる要件と具体的な実現方法を書く。
自分の経験の集約と目指す姿の指針でもある。
1.求められる要件
”技術に明るく、コミュ力がある。”
端的に言えば、これだけだと思う。
どうすれば顧客満足度を高められるか?
どうすればプロジェクトを成功に導けるか?
どんな人材であるべきかを
考えてみると、そこに行きつく。
技術に明るくあるためには
勉強し続けるしかないし、
仕事を円滑に進めるには
実際に経験を積むしかないといった
時間や機会に依存する部分は当然あるが、
マインドとして
”技術に明るく、コミュ力がある。”
そういう自分で在り続けようと
意識しておくことが大事だと思う。
2.実現方法
(1)技術
①情報処理技術者試験を受ける
全く自信がなければ、ITパスポートから始め、
基本情報、応用情報に合格したら
自分が得意な分野の高度試験にも挑戦しよう。
国内共通の技術用語や考え方を習得できる。
②Azure資格を取る
クラウドサービスを使えれば、
ITに求められる、ほとんど全てを実現できる。
中でもAzureは、多くの日本企業が扱う
WindowsやOfficeと親和性が高く、
AWSやGCPなど他のパブリッククラウドも
ハイブリッドに使える。
MicrosoftがWindowsで培ったセキュリティも
頭一つ抜けていると思う。
いずれAWSを逆転するとみている。
Microsoft認定資格は独習ページを公開しており、
無料受験のバウチャーをもらえる
無料ウェビナーも定期開催されている。
(2)コミュ力
①PREPで話す
「こいつ何ゆってんだ?」という状況を減らそう。
Point(結論)から話し、
Reason(理由)を述べ、
Example(具体例)を挙げ、
再度Point(結論)を言えば、伝わり易くなる。
②読書習慣をつける
相手が何を求めているのか察したり、
技術用語をかみ砕いて
相手に伝わる言葉で話せるようになるには、
読解力や表現力に加え、経験も要ると思う。
読書はそれらを効率よく高めてくれる。
・おすすめ書籍
『考える技術・書く技術』バーバラ・ミント
今は「こいつ何ゆってんだ?」という理解度でも、
セルフイメージを高めて、継続して取り組めば、
いずれなりたい自分になれる日が来る。
それを信じれるよう、少しずつ積み上げて行こう。
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