落下の解剖学

落下の解剖学を観て来ました。
山の丘にある家の2階から落下して死んだ夫、同じ家の中にいた妻、外でそれを目撃した視覚に難のある息子を通して、
落下した夫は何故亡くなったのか?
というのが裁判を通して解明されていくというストーリーでした。

いろんな背景が明らかになるにつれ、妻が疑われ、かなり不利な状況に追い込まれていくのですが、自分だったらここまでタフでいられるかと思うほど、ブレない態度が素晴らしかったです。

家族の関係が、なかなかしんどく、久しぶりに観た「家族地獄映画」でもありました。

しかし、1番の見どころはフランスの法廷の適当ぶりで、まるでコントのようでした。
弁護士も裁判官も僕にも出来そうなくらいアバウトなかんじでした。

映画自体はかなり見応えがあるのですが、最終的な結末は、「そうですか…」としかいいようのないものでした。 
でもたまにはこういう映画もいいですね!

個人的オススメ度 3

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