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レギュラーを外れた理由分かりますか?

現場で一緒に指導をしている大学生からの質問?いや悩み相談がありました。

監督やコーチは変わっていないのですが急に戦術が変わりスタメンを外れました。

特に戦術が変更したなどの説明はありませんとのこと。

1・自分の長所はトランジションの速度でチームで1番速いです。
2・運動量もありビルドアップやポゼッションを組み立てるポジショニングが取れます。
3・左利きで特に苦手なプレーはありません。

ということでした。

さて、どうしましょうか?

今回はFFA methodを使った考え方の紹介です。

まず取り組むのは監督やコーチのサッカー感を理解する。

そのためにはサッカー感の対となる普遍性と比較することが求められます。

サッカー感には監督やコーチが自分でも気付いていないレベルでオリジナル性があります。

厄介なのがこのオリジナル性です。

自分自身でも気付いていないレベルでのサッカー感をどうやって選手に伝えることができるのか?

監督やコーチが指導でストレスを溜めてしまうのもここに原因があるとFFAでは考えています。

つまり選手は監督やコーチが求めるプレーに寄せても正解が不透明なので評価されにくいのです。

ここで求められるのは普遍性とサッカー感に間にある腑落ちポイントを見つけることです。

これが考えることに繋がります。

二項対立で考える、視点を多く持つことで多様的に考える。

それぞれの考え方がどこかで交わるエリアやポイントを理解できるとそれがチームの普遍性になります。

監督やコーチはそうやって考えられる選手を求めているのです。

その結果「この選手はよく考えてプレーしているな」と理解されるきっかけを作ることができます。

次はプレーについて。

自分のプレーの特徴を理解しているだけでは片手落ちです。

もしこの時点で監督やコーチの腑落ちポイントを見つけられていればここからはパズルに近い作業になります。

まず各ポジションのレギュラー選手の長所と短所を理解する。

次に各ポジションで短所を補う長所を重ね合わせる。

それができると短所と長所が重なるポジションと重ならないポジションがあります。

短所と長所が重ならないポジションがチームの中心ポイントになり、重なるポジションが流動性を求められるポジションになります。

これが理解できると自分が誰とどのポジションで勝負するのかを理解できます。

次に必要になるのが監督とコーチの腑落ちポイントです。

どれだけ自分がライバルに勝る長所を持っていたとしてもこの腑落ちポイントにピントが合っていなければ評価されません。

つまりレギュラーから外れます。

ですが自分の長所を活かす方法もあります。

短所と長所が重ならない中心となる選手の長所を引き出すプレーをすることです。

これは直接的に監督やコーチの評価が上がる理由になります。

そしてこのプレーが評価されたら初めて自分の長所が評価対象になります。

「あの選手はチームプレーを行いながらもあんなプレーもできるのか」

と。

人によっては中心となる選手に自分のプレーを寄せるのは不本意かもしれません。しかし試合に出なければ選手として何も始まらないのも事実です。

これはプロでもアマチュアでも、ジュニアでもジュニアユースやユースでも同じです。

そのためにはまず理由と理屈を明確にする。

その理由と理屈を明確にするために有効なのがFFA methodです。

FFA methodはサッカー感ではなく世界で共通する技術原則に沿った内容で戦術や技術について記載しています。

またチームで求められる理論についても普遍的な内容で記載しているのでそれぞれのサッカー感と比較するために最も最適な材料としてリテラシーを高めることができます。

つまり今回のコンセプトである「まだ気付いていないポテンシャルが引き出されて今の自分が進化する」きっかけを提供するのがFFA methodであり、自分で考えて理由を探すアイテムとして利用できるのです。

そしてその結果、試合に出るために努力する価値があると自分で思うことができるのであれば努力する意味と意義があります。

頑張る理由に迷った時、FFA methodを読んでください。

その1歩があなたのポテンシャルを引き出すきっかけになります。

https://camp-fire.jp/projects/view/682085
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