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薄ぺらくてぽすぽすしたパン、あとコーン

トルコ料理屋に行った。日替わりランチを頼んだら、でかいパンと炒めご飯がワンプレートに同居していた。

エキメキというらしい。中が空洞の、揚げ物の衣だけみたいな薄さ。
こんな感じのパンのようなパンといっていいのか分からん炭水化物いっぱいあるよなと思い、思いつく限りで調べてみた。

チャパティ

発祥地、南インド。
原材料、全粒粉と水。
見た目、よく焼かれてポコポコのあるクレープ状。
作り方、鉄板で平たく焼いてからの直火。

ロティ

発祥地、インドやパキスタン、アフリカなど。
原材料、全粒粉と水。
見た目、良く焼いて薄い。
作り方、鉄板やフライパンで平たく焼く、タンドールで焼くなど。

お?

パパド

発祥地、南アジア。ひろ。
原材料、いろんな豆とか米粉。そこにスパイスとか。
見た目、極薄のクラッカー的な感じ。ぱりぱり。大体丸い。
作り方、薄く延ばして天日干しからの、焼いたり揚げたりお好みで。

軽いスナック的な。南インドでは付け合わせとして、北インドでは食後に食べるらしい。食後のクラッカーって結構おなか一杯になるくない?と思ったけど食後にクラッカーチーズはちみつで食べるとかあるな。いけるな。

ドーサ

発祥地、南インド。
原材料、米とウラッド・ダール(つぶした豆っぽい)と水。
見た目、薄いクレープ状。でかい。基本ぱりぱり。バリエーション豊富っぽ       い。小麦粉とかじゃがいも加えてふんわりしたのもあるらしい。
作り方、給水、ペースト状、発酵、うすぺらく焼く。

なぜか基本的に皿からはみ出ている。でかい。朝ごはんとかに食べる軽い感じらしい。おいしそう。ヘルシー「っぽい」ものが流行るのは全世界共通なのね。

ナン

発祥地、イラン。からのメソポタミア、古代エジプト、インド亜大陸。いやこれだけ情報が歴史的。
原材料、小麦粉、塩、水、酵母。地域によって乳製品だったり油だったりスパイスだったりが加えられるらしい。
見た目、各国によってちがいすぎ、種類多すぎ。よく見るのは長くてふんわりした、ぽふぉっとしたやつ。でも真ん丸のやつもあるし、うすぺらくて四角いのもある。分からん。定義があまりにも広い。
作り方、発酵させてへら状にしてタンドールで焼く。精製した小麦粉とでかいタンドールが必要だから実際インドではわりと高級品。かまどと鉄鍋で炊いたこしひかりみたいな感じか?

ここで「うすぺらいパン」は「フラットブレッド」というらしいことがわかりました。

発酵なしで平たく焼いたやつが現地ではメジャーなようで、発酵させてふんわりぽっふりのやつは日常的な食べ物ではないようです。

ほんで、ロティとチャパティ一緒やないかと。厳密な違いなくて、インド人でも見解が分かれると。そりゃそうだ、私だって何が入った雑穀米が五穀米かなんてわからない。ちょっと違うかな。

どっちも全粒粉を発酵なしで、平たく焼いたものという意味では一緒。しょうみほとんど一緒、語源の違い説、地域の違い説、色々あるけど、私はなんとなくロティの方が白い気がするのね。チャパティの方が庶民的というか。

ロティは白米、チャパティは玄米的な違いなんじゃないかなと。思いました。いや精製したら全粒粉じゃなくなるから決して白米ではないねんけど。なんか精製度合的な。知らんけど。だってインド人でも知らんことを私がグーグル3分でわかるわけがない。


あと、とうもろこしには爆裂種と甘味種があるんやって。ポップコーンになるのが爆裂種、普段食べるスイートコーン様が甘味種。

爆裂種って。そのまますぎる。メキシコあたり、古代なんとか文明で焚火に放り込んで飛び出してきたやつを食べてたんやって。

多分最初、ガチゴチになったとうもろこし食べられへんし燃やそか、ってなって焚火に捨てたらポーーン!出てきてうわってなって、でも香ばしいから食べてみたら美味い!みたいな。食べようと思ってくれてありがとう。


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