SHE'Sの楽曲に2回も心を救われた話

どうも、最近は部屋の大掃除に追われている紫村翠です。
普通のゴミ以外にも今まで買ったグッズで使わなそうな物、福袋等で重複した物、私物で不要な服とか物、CDやDVDももうずっと見ていないので売りに出すorゴミとして処分しようとしている。
お前死ぬんか?というぐらいの大掃除どころか模様替えに発展しそうな勢い。

単純に金銭面が危ないこともあったが、(歩ける所はあるが)なかなか掃除する時間がなかったこともあった。
まだ明らかになってないが、「ドキュメント72時間」の10周年記念SPの放送日までに7~8割程の完了を理想としている。

さて、本題。2回続けてバンドの話。
先程の掃除は、「(前奏がない曲もあるので)1番のサビまでにレポート用紙で作成した用紙にて解答する」というルールのもと、勉強も兼ねてSHE'Sの曲でイントロドンしながら進めているが、わりと覚えてきた。

私が彼らの音楽にはじめて触れた時の話は、前回を参照して頂きたい。
1回目は、私が水産物加工会社で働いていた時。
何をやってもお局から注意受けたり、役立たずと言わんばかりに仕事取られたりした時だった。

この頃はまだたまに聴くぐらいのノリで、YouTubeに上がっていて聴いていたのは、「Unforgive」「Ugly」「Just Find What You'd Carry Out」

・人をモノのように見て 石を投げつけて(中略)いつまで気付かないんだろう
・後悔も贖罪もいらない もう眠るまで許さない(中略)
  どんなにも望めど 過去の記憶はもう変わらない
・金輪際耳を貸さない 正解
(「Unforgive」)
・相手の心境 さして無関心です
・ああ ごめんなさい 醜い声は耳をもう通らない
・君の為? 聞き飽きた よく言うぜ 誰でもない お前の為
(「Ugly」)
・これ以上足掻くなら ”光”なんてない
(「Just Find What You'd Carry Out」)

この3曲を聴いた時、仕事に対するすべてのことがどうでもよくなり、お局の注意も受け流すようになった。
落ち込まなくなったのは良いとして、この時に受けたメンタルチェックでは最高ランクを獲得してしまったことから、死にたいと一瞬浮かぶほど、心が死んでたことが顕著に分かるだろう。
もしこの3曲を聴いてなかったら、彼女の存在がなかったら、今頃この世にいないだろう。

2回目は先月の話。正社員登用試験を受けるも力及ばずだった時。
実は、受けた試験形式についてネットで調べて、私と同じような回答例を見て、じゃあ駄目かもな、と察したが一縷いちるの希望も持っていた。
あまりに不安で派遣担当者に電話した。今考えると何でしたんだ?という感じだが、終わった後、少しだけ気が軽くなった。

・走らないぜ 置いてかれたって(構わないぜ 遠回りだって)
・息を吸って吐いて 目を覚ます
・一つ二つ始めてゆく 僕だけのストーリー
「Take It Easy」
・積み上がった夜を眺め こんな事は何度もあったと また立ちあがる
窓から漏れた閃光が こんな場所でくたばってくれるなよと 瞬いている
・「少年よ、失敗も悪いもんじゃない 右へ左へ行け
掴んだ後に手離してしまってもいい 旅こそが人生だ」
「All My Life」
・その夢が叶わなくても 努力が報われなくても 戦いに負けようとも
続いてる道があるよ
この目に映っている世界が 不安で満たされていても たった1人だとしても
僕らの好きな歌を口ずさんでいこう
「Your Song」

この曲を聴いてどんな結果が来てもちゃんと受け止め、受け入れようと決意することが出来た。
そして実際に結果を聞いた時、少しだけ落ち込んだが泣くほどではなかった。

先輩方もやさしく、雰囲気も良い。前述の会社とは大違い。
だからこそ惜しいのだ。今の企業を今月で離れるのが。
もう何度繰り返しただろうか。
派遣会社自体を退社し、転職活動をすることも考えたが、水産物加工会社の時のことをはじめ、担当者への恩を考えると、まだ続けたいと考え直せた。

それでもここに来て、分かったことがある。
やっとやりがいのある職業を見つけた。
それだけでも大きな収穫だ。

先輩方、そしてSHE'Sに大きな感謝を。
現在地から何度目かの再出発。

これから先、また現地に出向いてliveや観劇、オフ会等に行けるかもしれない。
大好きな人達に会えるかもしれない。
彼女と感動の対面を果たせるかもしれない。
もしかしたら、新しくやりたいことも出てくるかもしれない。
反対に大切な誰かの存在を失うとか辛いことや悲しいこともあるかもしれない。
でも、生きていかなきゃならない。もしまた死にたくなっても、悲しむ他人がいなくても。この命のが消えるまで。

どんな悲劇も終わりを迎えるよ 今はまだ君も信じられないだろうけど
「Tragicomedy」