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ワーママが、早期退職してみたはなし

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約20年勤めたホワイト企業を早期退職してから第二の人生が見つかるまでの、一進一退のあしあとです。
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#キャリアブレイク

一億円を捨てて選んだ今【momomiのワーママ人生 振り返りnote】

私は今年、家族との生活や今後の自分の人生を考えて、新卒から勤めた会社を早期退職する、という決断をしました。 私にとって、とても大きな意思決定でした。 大学時代から、もっと言えば大学受験の時から、ずっと頑張ってきたものをすべて投げ出す、という決断。 そして、今のところ後悔はしていません。 ただ、この間ふと掃除機をかけているときに、私がこれから稼げたはずの金額を冷静に考えると、仮に55歳まで勤めるとして1億円以上の金額をぽんっと捨てたのだ、ということに気づいて改めてショック

何にでもなれる でも他人にはなれない

期間限定の主婦生活(といっても最近はもっぱらぐーたらしている)が早くも名残惜しいmomomiです。こんにちは。 早期退職から始まった私の第二の人生は、キャリアブレイクというかたちで次の章へ進んでいきそうで、これがどう転ぶのかよくわかりません。 ただ一緒に働く人たちは優秀で面白そうな方が多そうだし、仕事自体は以前からやってみたかったことなので楽しみです。 会社員ではないので、また新しい出会いや未知との遭遇もあるだろうし。 一方で、(融通が利きそうな職場だとはいえ)また就業す

弱いつながりが新しい機会をもたらす、は本当だった

以前どこかで、緊密なつながりよりも弱いつながりの方がイノベーションには効果的だ、という話を聞いた。感覚的には何となくわかる。 いつも話す人じゃなくて、ちょっと顔見知りの人と雑談や話をすることはすごく刺激になるし、新しいアイディアの素になったりする。 この考えはアメリカの社会学者、マーク・グラノヴェッターの「弱い紐帯(ちゅうたい)の強み」理論がベースである。 たしか、うつ病の予防にも親しい密な人間関係があるよりも、顔見知りの挨拶をかわす程度の人がたくさんいたほうが有効である