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鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)境内の若宮ならびに白旗神社を参る

こんばんわ 唐崎夜雨です
 先の投稿に続き鶴岡八幡宮の 
  境内を巡ります


国土地理院地図 

鶴岡八幡宮の御本社への大石段の下
御朱印やご祈祷の受付の隣にあるのが
 若宮

大石段上の御本社を 上宮 と呼ぶのに対し
 若宮は 下宮 とも呼ばれます

鶴岡八幡宮 若宮

御祭神は上宮の主祭神である応神天皇の御子
 仁徳天皇 
仁徳天皇の御子 履中天皇 
仁徳天皇の母 仲媛命なかつひめのみこと 
仁徳天皇の后 磐之媛命いわのひめのみこと の四柱

若宮の脇に植えられているのがビャクシン

鶴岡八幡宮 ビャクシン

源実朝が宋から苗を取り寄せて植えたと伝わる
 っていうと樹齢何年かしら 
それはそうと 凄い姿をしていけれど
 可愛らしい実をつけてもいた 

ビャクシン
ビャクシン

巨樹に惹かれる 

神さまがいるとしたら
 こうゆう大きな樹木のような
  存在かもしれないなと思う 
生物も何百年と生きていれば
 神さまみたいなものだろう 
巨樹がご神木とされるのも
 古代からそうゆう感覚が
  あったのではないだろうか 

若宮の先の神池を越えると
 黒塗りの神社が建っている 
白旗神社という 

唐崎夜雨的には
鶴岡八幡宮のなかでも好きな場所
 緑に囲まれ訪れる人も少なく静か
 それから黒い社殿も素敵である

鶴岡八幡宮 白旗神社

御祭神は
 鎌倉初代将軍源頼朝公
 三代将軍源実朝公 
  二代将軍頼家は祀られていない

『新編相模国風土記稿』によると
「白旗明神社 本社の西にあり 頼朝を祀る 木像あり 左右に住吉聖天を合祀す 頼家の造建なりと云ふ」
そして
「柳営明神社 白旗社の西にあり 右大臣実朝の霊を祀る 将軍頼経の創建と云伝ふ」
とある

おそらく 明治になってから
御本社の西にあった白旗神社と柳営神社を
この地に遷し合祀したものと思われる 

白旗神社 黒地に金の笹竜胆
白旗神社
白旗神社

白旗神社を南へ進むと源平池に出る 
この池の中島に旗上弁財天社がある 

池畔に幼稚園があり
開園中は池沿いには歩けないので
一旦メインストリートの参道へ戻り
中島への橋を渡ることになる

旗上弁財天

この日この時この中島は
 ちょっと混み合っている
  感じだったので 参拝をまたの機会に譲る 

またの機会に譲ったのは他にもある

参道の西側にある祖霊社 
また西側には鶴岡文華館ミュージアムがあり
カフェも併設されている
 ちょっとした憩いに良いかもしれない 

それから境内を一度でて八幡宮の北へ進むと
今宮あるいは新宮という神社がある
今宮は承久の乱で配流となった三天皇を祀る

鶴岡八幡宮

鎌倉はいつでも来れるのであまり無理はしない
それにたびたび来れば
 四季おりおりの風景も楽しめる

神社仏閣巡りといっても
 日和見的な散策に過ぎない 

それではこれにて鶴岡八幡宮は
 「いったん」終わりといたしましょう


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