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自律神経と食事について。
私には慢性的なだるさ、冷え症、頭痛などの症状があり、このような不調はいわゆる風邪ではなく、自律神経が乱れた状態だったのかなーとも思います。
そこで今日は自律神経と食事の関係についてお話しようと思います。
1.自律神経とは。
自分の意志でコントロールできない体機能をつかさどる神経であり、交感神経(興奮系)と副交感神経(鎮痛系)で成り立っています。
この2つがバランスよく働いていれば、心も体も健康的な状態が維持されます。
日中仕事をしたり、運動したりしている時、優位なのが交感神経。
リラックスしている状態や寝る前などに優位なのが副交感神経です。
しかし現代人はスマホ依存、糖質過多の食事で自律神経の切り替えが上手く出来ていない人もいます。
2.自律神経を乱す食事とは。
コンビニやスーパーに行けば、パン、おにぎりを手軽に購入でき、外食にいけば、うどん、ラーメン、パスタ、ピザなど美味しい食べ物であふれています。
これらはすべて糖質と呼ばれるエネルギー源です。
糖質の過剰摂取こそが自律神経を乱す原因となります。
3.糖質と血糖値の関係
血糖値とは、血液中のブドウ糖濃度のことです。
ブドウ糖は人間のエネルギー源となるもので、白米やパン、ケーキなどのお菓子に糖質が含まれています。
これらを食べる事と消化酵素の働きで糖質が分解されブドウ糖として吸収。
血液を介して全身に供給されます。
糖質が含まれる食事を摂ると、血糖値が上がります。
血糖値が上がると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を下げるように働きます。
4.糖質過多になると血糖値はどうなるのか。
血糖値は食後2~3時間で空腹時の血糖値まで緩やかに下がり、安定します。
しかし糖質を過剰に摂ると血糖値が上がりすぎて、インスリンが常に出過ぎた状態になり、ホルモンの作用が弱まります。
過剰なインスリンの分泌で血糖値は急降下し、下がりすぎると危険な状態になります。
そこで脳内ホルモンが分泌され、血糖値を上げるのですが、その分泌が自律神経を乱します。
要は血糖値が過剰に上がったり、下がったりしている状態が自律神経を乱す原因となります。
6.血糖値を安定させるにはどうすればよいのか。
糖質をいきなり抜くというのはかなりハードルが高いので、糖質量を少しずつ減らしつつ、野菜、肉、魚などのたんぱく質と共に摂取します。
プラスして、野菜→たんぱく質→糖質の順に食べると血糖値の上昇が緩やかになり、安定しやすくなります。
7.最後に。
糖質であふれている世の中、どうしても偏りがちな食事になりますが、不調改善されたい方は是非、糖質でお腹をみたすのではなく、野菜やお肉、お魚などを積極的に摂ってみてはいかがでしょうか。
この食事で自律神経は整う 溝口 徹
今回はこちらの本を参考にさせていただきました。
言葉足らずの部分もあると思いますので、ご容赦ください。
長文になりましたが、読んでくださりありがとうございました。
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