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自分の気持ちに正直であること

なんだか今月は色々なことがあった。

前回の記事(メンタル不調 本当の原因は?)を書いてから、ハッキリと改めて自覚し、反省したことがある。

私は、自分の感情に正直でいられなかったことを、周りのせいにしているということだ。

自分の本音に蓋をして、嘘をつき続けたことがいけないのであって、あらゆる人間関係において、勝手に「我慢する」ことを選んできたのは、他ならぬ私だ。
それは誰に強いられたことでもない。
私の選択であり、それ以上でも、それ以下でもない。
それなのに、他人のせいにしている。
読み返してみて、本当に、改めて、自覚した。

子どもの頃から、母親に良く言われたのは、「あなたは人の顔色ばかりうかがっている」という言葉だ。
私はこれを言われるのが嫌いだった。
子どもなりに図星だと思っていたのだろうか。いや、それよりも、幼さのあまり、本当にそんなつもりがなく自覚がないからこそ、言われていることが分からないために、それを言われることが、ただ苦痛だったように思う。

でも振り返って、もし私が当時、母の立場であったのなら、私に対してその言葉をかけたであろうと思う。他に言いようがない。笑

私は人を怒らせることが怖かった。
誰かに不快な思いをさせることが嫌だった。
争いが嫌いだった。
自分が我慢すれば済むとわかるシチュエーションで、その作戦をとって解決することが癖になった。
他の解決策を見出す回路は未熟なままだった。
自分の気持ちに、あまりにも鈍感になった。
自分の気持ちにこだわって争いを招くくらいなら、ちょっとの我慢をして、面倒なシチュエーションを避けたかった。
こと学校生活においては、我慢する準備を、他人に譲る準備を、いつもしていた。

また、なかなか目に見えることのない、「気持ちの強さ」を、他人と勝手に比べて、始めから挑まなかったり、遠慮したりもした。
後になって、自分の方が強い(或いは純粋な)気持ちを持っていたのだと気づかされ、小さな後悔をしたこともあった。なぜ身を引いたのだろうと。中学時代の記憶だ。

そうして、そのまま大人になってしまった。
だから、大きくつまづくのが、今になった。
それだけだ。笑

勝手に他人のせいにしたことを、
間に合う相手には折を見て謝りたい。

その時も、その後も、
これからは、自分の気持ちに正直でいられるように、
自分の気持ちを1番大事にする意思の強さと、
周囲に対する素直さや誠実さを持ちたい。

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