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#25 とほほ、味噌づくりは難しい、、

こんにちは。

発酵食品に興味がある人であれば通るであろう
「手作り味噌」の道。

私もご多分にもれず気になり、実は2ヶ月ほど前にやっていました。

しかし、甘く見てはいけなかった、、
なんか思っていたのと違う、、!

失敗談についての記事は少ないと思いますので
反省点も踏まえ記録しようと思います。

これから挑戦する方の参考になれば幸いです。

失敗の原因

早速ですが私が失敗したのは、
味噌作りを簡単に考えすぎていたことが原因です。

失敗の要因
1. 発酵には「ある程度の期間」が必要だった
2. ほっとくのはダメ。面倒を見てあげる必要があった
3. 最初から成功すると思い込んでいた(失敗も許す心の余裕なし)

つまりは安易に考えすぎていたというわけですね。
(私は料理は得意だが、麹の扱いは素人。塩麹を作るくらい。)

作り方を簡単にご紹介します。
麹多めで1ヶ月から食べられる、というレシピです。
(失敗してしまったので、ざっくりと)

材料は、生麹(麹屋さんで買う)、塩(ミネラル多め)、大豆(国産)を用意。レシピの通りに大豆を茹でて潰し、塩と麹を混ぜる。野田ホーローにしっかり詰めてラップで閉じる。

ここまでは順調。

この後、容器を冷暗所に放置する。
時々様子を見てカビが生えたり、変な匂いがした時は部分的に削ること。

この「発酵期間」のお世話が難敵でした!

そもそも味噌は最低でも1ヵ月お世話が必要
(ものにより1日でできるレシピもあり)
さらに、カビが生えたら取らないといけない。ということが思いがけないハードル。

やっぱりカビを見るとゾワッとするし、そのストレスであまり見たくなくなりへお世話をサボってしまうように。。

カビが生えないよう表面に塩を塗るレシピもありましたが、やはりカビが生えてくる恐怖と1ヶ月〜3ヶ月戦うのは私には難しそうです。とほほ、、

玄人の皆さんはどうしているんだろう、、
教えてほしい!

結論

味噌作りは、安易な気持ちで始めてはいけない

普段麹食品を作ったり味噌作りのプロの方がみたら
「今さら何言ってるんだ」と言う感じかもしれませんが。あくまでこういう素人ともいると言う話です、、

まぁ今回のチャレンジで味噌作りの大変さや繊細さを知ったので
味噌のありがたさが今まで以上に実感できるようになったのはいいこと、としましょう!
味噌が好きな気持ちは変わりません。

私なりの考察ですが

味噌づくりに向く人
1. 根気強く、毎日面倒を見れる人
2. カビを見るのに慣れている、苦手ではない人
3. 本気で味噌づくりにチャレンジしたい人

です。

麹菌もカビなのに、
嫌な匂いや害のあるカビとはこうもちがうものかと、本当に不思議な気持ちです。

終わりに(と、けがの功名)

手作り味噌は諦めたけれど、
「やっぱり麹で発酵させたシンプルな味噌を食べたい!」という気持ちでアンテナを張っていたところ、近所に麹屋さん(味噌も売っている!)を発見。

そちらで味噌を買ってみました。

普通、麹多め、麦味噌、豆味噌・・

さすが本格的でたくさんの品揃え。

当分手作りはできなそうだけれど、
この麹屋さんがあるかぎり美味しい味噌が手に入る!

うれしい発見でした。

ほとぼりが冷めたら、また挑戦するかしら。。
ではまた次回、お楽しみに!


【おまけ】カビの様子

白いぷつぷつとしたカビ。異臭がして触るとぬるっと溶ける。

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