FERMENT BLOG

趣味で「発酵」を勉強中。 調べたり、作ったり、食べに行ったり。発酵の魅力を伝えます!

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最近の記事

オートミールつながりで バナナケーキを作ってみたら、大正解! 小麦粉で作るより、 冷めても硬くならず美味しいかも。 甘味はアガベシロップ、油はココナッツオイルを使ってクリーンに。 まるでカフェな味の発見。やったぁ!

    • 甘麹オートミールクッキー

      こんにちは。 最近は小麦粉の代わりにオートミールを100%使ったクッキー作りにはまっています。 さらに、体にいいおやつを目指して 今回は甘麹を使ってみました。おいしくできたので、ぜひ気になる方はお試しくださいね。 使用した甘麹はこちら 体においしいもの目指しながらも やっぱり甘いものも好き! という私のわがままな希望をかなえるため、 甘麹はたっぷりめ、さらにチョコチップとシナモンを加えてアメリカンクッキーのような味付けにしています。 (調整ができるのは手作りの特権で

      • 爽やかすっきり!レモン甘酒

        こんにちは。 甘酒が飲みたくなり、 買い物ついでに銀座の万田発酵「発酵カフェ」へ行ってきました。 レモン×甘酒 わたしの大好きな食べ物の組み合わせです! 酸味が効いていて甘さもしっかりある甘酒。 疲れも吹き飛びました。 またストローはお米でできた、コンポストにもできるもの、 お手拭きは、檜の香りがするアイコニーの製品と、 環境にも配慮したクリーンなコンセプトが印象的でした。 他にも発酵食品のメニューがいろいろあったので、 次はゆっくりお邪魔したいと思います。 で

        • 2ヶ月くらい前につくって冷蔵庫の野菜室にいれておいた甘麹をひさしぶりにあけたら、アルコールの匂いが。。 いつのまに発酵したのかしら。面白い〜!

        オートミールつながりで バナナケーキを作ってみたら、大正解! 小麦粉で作るより、 冷めても硬くならず美味しいかも。 甘味はアガベシロップ、油はココナッツオイルを使ってクリーンに。 まるでカフェな味の発見。やったぁ!

        • 甘麹オートミールクッキー

        • 爽やかすっきり!レモン甘酒

        • 2ヶ月くらい前につくって冷蔵庫の野菜室にいれておいた甘麹をひさしぶりにあけたら、アルコールの匂いが。。 いつのまに発酵したのかしら。面白い〜!

          #25 とほほ、味噌づくりは難しい、、

          こんにちは。 発酵食品に興味がある人であれば通るであろう 「手作り味噌」の道。 私もご多分にもれず気になり、実は2ヶ月ほど前にやっていました。 しかし、甘く見てはいけなかった、、 なんか思っていたのと違う、、! 失敗談についての記事は少ないと思いますので 反省点も踏まえ記録しようと思います。 これから挑戦する方の参考になれば幸いです。 失敗の原因 早速ですが私が失敗したのは、 味噌作りを簡単に考えすぎていたことが原因です。 つまりは安易に考えすぎていたというわ

          #25 とほほ、味噌づくりは難しい、、

          #24 禁断の名著<復刻版>

          こんにちは。 お酒の本を読むようになった中でも、 他とは異彩を放つ本を読んだので共有します。 さっそく、本の紹介です それは、農山漁村文化協会から出版されている「諸国ドブロク宝典」 ※私は図書館で借りられました どんな内容が書かれているの? この本では、 日本では自家醸造を禁じられている酒作りの内容が万歳です。 が特徴になります。 もちろん今でも自家醸造は禁止なので、 この通り酒を作ってしまうと、正確にいえば憲法違反なのですが、、 そんな既存のルールををはね

          #24 禁断の名著<復刻版>

          #23 にごり酒の正体とは

          こんにちは。 今回は日本酒の「濁り」について深掘りしたいと思います。 私自身、にごり酒の定義がよくわかっていませんでした。 瓶の底に沈殿物がたっぷりと沈んでいたり、 一方でうっすらとしか濁っていないものあったり。 しかし普段は見えないはずのお米の雰囲気が残る どこか惹かれる存在。 今回調べてその複雑な作り方に秘密があることがわかりました。 ぜひ最後までお読みください。 もろみを仕込む工程をクローズアップ どうやら白い濁りは 発酵させた後の工程によるものらしい、 と

          #23 にごり酒の正体とは

          #22 日本酒存続の壮絶ドキュメンタリー

          こんにちは。 最近読んだ本の中で、 日本酒をもっと知りたい、応援したい、と感情を動かされたものです。 読み終えたばかりで落ち着かない感想ですが、 よければご参考にしてください。 息つく間もなく、読み終えました "日本酒の蔵を継ぐ" この本を読めば、それが並大抵のことではないことがわかります。 土地に根付いた商売であり、年功序列が根強い、 さらに季節雇用も含めると大勢の人を養う経営力も必要。。 その上、今回紹介される5人は そろって親の代が芳しくない状態でバトンを引

          #22 日本酒存続の壮絶ドキュメンタリー

          #21 戦争は酒を甘くする

          こんにちは。 なんとも皮肉なタイトルですが、 数値データから日本酒の甘口辛口の変遷が見えていた話です。 日本酒度の変遷 上記の貴重な資料を 「日本の酒(岩波文庫)」から引用させていただきました。 時代を重ねてみると 大正4年から10年の間と昭和5年から13年の間に 特に急激な変化がある点に目がいきます。 日本酒度の見方については こちらで説明していますのでご参考まで。 日本酒に怒涛の歴史あり 第二次世界大戦の米不足で日本酒の生産が制限され、 三増酒と呼ばれるアル

          #21 戦争は酒を甘くする

          #20 芸術的創作〜日本酒づくり〜

          こんにちは。 今回は日本の発酵の起源でもある日本酒について、 造り方を詳しくみていこうと思います。 知っているようで知らなかった日本酒造りは、日本の技術が凝縮された芸術的創作でした。 同じ材料でも全く違う味 米、麹、酵母、水 材料はシンプルですが工程はかなり複雑な日本酒づくり。 温度管理やタイミングによっても味が左右されるので、 そのため同じ材料でも全く違う味が出来上がります。 例えば、 ワインは工程がシンプルなのでぶどうの出来が大きく左右するのに対し、 日本酒

          #20 芸術的創作〜日本酒づくり〜

          #19 はじめての日本酒バー

          こんにちは。 先日日本橋近くに行く用事があったので、 思いきって日本酒バーデビューしてきました。 3種を飲み比べ 日本橋で調べたところでてきたのが川口酒店。 平日19時半頃伺いましたが、こちらにして大正解でした! 1階のカウンターは立ち飲みで、3種の「飲み比べセット」が楽しめます。 日本酒は定番が20種、期間限定が10種の合計30種類。(2023年1月現在) 飲み比べといっても、 60mlたっぷりで大満足でした。 わたしが選んだ3種 造り方による味の違いに興味が

          #19 はじめての日本酒バー

          #18 日本酒度とは

          "日本酒度(にほんしゅど)" 日本酒好きな方は 一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 清酒の裏ラベルや、日本酒バーのメニューに早見表なるものがよく書かれていると思います。 この日本酒度とは一体なんなのか、調べてみました。 日本酒度とは時代をさかのぼることおよそ100年。 日本の酒に影響を及ぼしたと言われる 「全国清酒品評会」で日本酒度はすでに測られていました。 全国品評会の第1回は明治40年(1907年11月)。 審査のメインは唎酒(ききしゅ)といって

          #18 日本酒度とは

          #17 <必見>日本酒の変遷

          こんにちは。 みなさんは日本酒にどんなイメージを持っていますか。 ベタベタするとか、悪酔いしやすいんじゃないかとか、、悪いイメージが残っているもの事実だと思います。 しかし、一方でおしゃれで洗練された銘柄もたくさん出ていますよね。 なんとなく感じていた日本酒の変遷を ズバリまとめてくれた本を読んで納得しました。 これを知ると、日本酒を選ぶのが楽しくなりますよ。 1. 江戸時代 水と麹と米を発酵(詳しくは並行発酵)して作る、 スタンダードな清酒造りが確立する。 2

          #17 <必見>日本酒の変遷

          #16 辛み発酵食品 -かんずり-

          こんにちは。 味噌、醤油といえばお馴染みの発酵食品ですが、 日本全国には面白い発酵食品がまだまだたくさん。 今回は辛み発酵調味料「かんずり」をご紹介したいと思います。 かんずりの起源は?昔話によると 古くは新潟の英雄・上杉謙信が戦(いくさ)の時の兵糧として、 竹筒に干飯と味噌とかんずりを入れたものを 持ち歩いていたという話が残っているそう。 確かにご飯と味噌に辛味が加わって美味しそうですし、 かんずりの辛さが体を温めてくれそうです。 出身は新潟県かんずり造りが盛んなの

          #16 辛み発酵食品 -かんずり-

          #15 お酒につよい人よわい人

          こんにちは。 今回は素朴な疑問、 「お酒につよい人、よわい人」は何か違うのか。 仕組みを調べて見ました。 お酒が代謝される原理お酒はアルコールの一種エタノールを含んだ飲料です。 エタノールが体に入ってから代謝されるまでの仕組みは以下の通り。 1.お酒を飲む <体内にエタノールが入る> ↓ 2.アルコール酸化酵素が働く エタノールからアセトアルデヒドに酸化される <有毒物質に変身> ↓ 3.アセトアルデヒドが体内に残る <二日酔いの原因に> ↓ 4.無毒化される

          #15 お酒につよい人よわい人

          #14 今さら聞けない日本酒の作り方と定義

          こんにちは。 日本酒の記事が続きますが、本日も懲りずに。 知っているようで知らなかった日本酒の定義の話です。 日本酒の基本的な作り方 まずは簡単に日本酒の作り方の解説から。 ぶどうを発酵させて作るワインより、その工程はかなり複雑です。 発酵のタイミング、原料の足し方、さらには火入れや濾過の工程まで酒の質に影響する要素が数え切れないほどあります。 つまり、同じ原料を使っても、作り手により星の数ほど種類ができるということ。 おもしろいです。 どれだけお米を精米しているか

          #14 今さら聞けない日本酒の作り方と定義